週末の米株式は今週の米FOMCを控えて利上げ観測が重しとなり続落。FEDウォッチでは3月FOMCで0.25%の利上げ確率が88.2%となっており、26日に開かれる今月のFOMCで3月利上げ開始を明確に示すものとみられています。またゴールドマンサックスのエコノミストが市場予想を上回る引き締めに動くリスクを指摘。インフレを巡って利上げペースやバランスシート縮小開始の前倒しなどの可能性もあり警戒心がより強まっているようです。ただ週末、米長期金利はやや低下。金利引き上げを見込み、債券が売り込まれてきている分長期債などでは割安な水準になっている場面もあり買い戻される動きも。米10年債国債利回りは1.771%。
【金標準先物 日足】
先週20日に6759円の終値で終えたもの年初からの終値高値である6762円には届かず。6700円をはさみ一進一退の動きが続き26日のFOMCを待ち構えているような動きとなっています。SPDR金ETF残高が21日に27.59トン増となり昨年9月以来に1000トンを超える保有高となっていることからも2022年になってからのインフレに対する金へのヘッジニーズが強まっている表れとみられます。NY金が1830ドルを上抜けてさらに一段水準を切り上げることができるか?またユーロや新興国通貨に対するドル安が進んでいくのか?直近警戒するとすれば利上げ観測の強まりでハイテク株が売られるなど株式市場の弱さが目立つ一方で、NY金の総取組高が増加傾向にあります。もし株式市場がFOMC後に材料出尽くしで出戻った場合に買われてきていた金が一時的に反落するといったシナリオも想定されるためFOMC前に跳ねる場面があれば一時的な利益確定も一考か?【白金標準先物 日足】
週末レポートでも指摘しましたが、今週は南アフリカ準備銀行(SARB)も日本時間27日0:00に政策金利を発表し、現行3.75%から4.00%に引き上げとなる見通し。南アランド高傾向もあり白金相場には追い風となっています。原油価格の動向も南アフリカでのインフレにも繋がり原油価格の上昇が続くと白金相場にも波及するものとみられます。CFTCでは買い越し拡大でしたがまだ買戻しの小動き。NY白金1052ドルに200日移動平均線があり、ここでブレーキがかかっている状態ですが、ここを上抜けると投機買いも加速するとみられ、一段高を期待。
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