おはようございます。
本日で2023年度が終了、来週から新年度となります。
米市場は今晩29日はグッドフライデー(聖金曜日)のため休場。昨晩は連休前で短縮取引でした。四半期末の期末要因のポジション調整も含めて米株式市場ではダウ、S&P500が最高値を更新するかたちとなりました。NYダウは前日比47.29ドル高の39807.37ドル、S&P500は前日比5.86ポイント高の5254.35で終了、ナスダックは若干下げ前日比20.062ポイント安の16379.458で取引を終えています。米時間朝方発表された米10-12月期GDPが上方修正され米景気に対する楽観的な見方が広がったようです。今晩は米個人消費支出物価指数(PCE)の発表やパウエルFRB議長の発言機会があるなどの材料を控え様子見ムードで米市場はイースター休暇の連休を迎えます。
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】中心限月に移行するNY金6月限は前日比25.7ドル高の2238.4ドルで史上最高値を更新。国内OSE金標準先物2月限も夜間立ち合い終了(06:00) で史上最高値10,888円をつけ、年度末を迎えました。米市場連休前の期末要因としてのポジション整理との見方も少なくありませんが、昨晩は欧州通貨安・新興国通貨安でドルインデックス上昇の中にもかかわらず、ドル建て金価格は高値水準を維持していました。NY総取組高は50万枚程度で顕著に増加しているわけではないため短期投機筋の売買による上昇とみられますが、アルティス・フランスに絡んだ欧州CLO市場に対する信用不安が欧州市場で広がっており「金」の押し上げ要因になっているためユーロ安でユーロ建て金価格が上昇していたため、ドル高・ドル建て金価格上昇といった動きになっていたため円建て金価格も上値を追う展開となりました。本日の日本時間ではイースター休暇のためドル建て金市場の値動きはありませんが、最高値を追う展開となっています。
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