早いものでもう7月最終週。
【今週の予定】
※2017年FOMCメンバー
7月24日(月) | <海外> OPEC加盟国・非加盟国閣僚会議 ユーロ圏7月総合・製造業・サービス業PMI【速報値】(17:00) 米6月中古住宅販売件数(23:00) ジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が議会証言 |
7月25日(火) | <国内> 日銀・金融政策決定会合(6/15・16)議事録要旨公表(8:50) 40年国債入札 <海外> 独7月Ifo景況感指数(17:00) 米5月FHFA住宅価格指数(22:00) 米5月S&P住宅価格指数(22:00) 米7月CB消費者信頼感指数(23:00) 米7月リッチモンド連銀製造業指数(23:00) 米2年国債入札 米FOMC(~26日) |
7月26日(水) | <国内> 7月末権利取り最終売買日 <海外> 英4-6月期GDP【速報値】(17:30) 米6月新築住宅販売(23:00) FOMC声明発表(27日 3:00) トランプ・ジュニア氏が議会証言 米5年国債入札 |
7月27日(木) | <国内> 2年国債入札 <海外> クオールズ次期FRB副議長の指名承認公聴会 米新規失業保険申請件数(21:30) 米6月耐久財受注(21:30) 米6月卸売在庫【速報値】(21:30) 米6月シカゴ連銀全米活動指数(21:30) 米7年国債入札 |
7月28日(金) | <国内> 6月家計調査(8:30) 6月失業率・有効求人倍率(8:30) 6月全国消費者物価指数【CPI】(8:30) 日銀「主な意見」公表(7/19~20開催分) <海外> 米4-6月期GDP【速報値】(21:30) 米4-6月期個人消費【速報値】(21:30) 米4-6月期GDPデフレータ【速報値】(21:30) 米4-6月期コアPCEデフレータ【速報値】(21:30) 米4-6月期雇用コスト指数(21:30) 米7月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(23:00) 米カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 講演(29日2:20) |
【CFTC建玉明細 2017/07/18現在】
ロング
|
ショート
|
ネット
|
総取組高
|
|
CMEドル円
|
37,419
|
164,338
|
-126,919
|
250,071
|
米10年国債
|
852,455
|
570,126
|
282,329
|
3,160,904
|
NY金
|
217,232
|
157,094
|
60,138
|
484,204
|
NY白金
|
43,871
|
35,330
|
8,541
|
72,456
|
NY原油
|
652,015
|
255,556
|
396,459
|
2,140,060
|
シカゴコーン
|
402,431
|
225,284
|
177,147
|
1,400,131
|
「ドル円」では前週114円台から112円台までドル安円高が進んでいるにもかかわらず、ドル買い円売りのポジションは崩れておらず高水準のドル買い円売りポジションのまま。「金」も前週1210ドル台から1240ドル台へ上昇していたにもかかわらずショートの枚数はほとんど変わらず。「白金」はややショートカバーが出た流れ。「原油」はロング拡大。「コーン」は価格は前週から下げていますが、週央で深く下げてから切り返しているからかポジションはほぼ変わらずで買い越し枚数は高水準。
【NY金 日足】
早期の利上げ観測は遠のいており買い戻し主導の堅調な展開が予想されます。今週はFOMCがあり通過点となりますが、いまだCFTC建玉明細ではショートの枚数が膨らんだままでいます。ドル買いポジションの調整とともに調整されるのでは?200日線も完全に抜け出た格好です。ただ目先は一目均衡表の雲に達し、遅行線は実線に交わるため足踏みか?まだETF残高がついてこず、SPDR金ETF残高は7/24現在で809.62トンと減少傾向。利上げ観測後退が「金」ではなくハイテク株など「株式」に流れているようです。予想レンジは1,265~1,230ドル。
【東京金 日足】
ボラティリティ低下で東京の一般投資家ポジションは動きが少なくやや買い越しが減少気味の推移。米FOMCでは追加利上げ見送りの公算ですが膨らんでいる「ドル円」のポジションがどう動いてくるか?東京はレンジ内での推移では?予想レンジは4,500~4,450円。
【東京白金 日足】
時間経過での調整になってきました。実線、遅行線横ばいで雲も平坦に。これで売込みが増加すれば持合いで力が貯まると言えますが、一般の玉はほとんど動いておらず・・・。予想レンジは3,350~3,300円。
【東京ドバイ原油 日足】
OPEC加盟国・非加盟国の閣僚監視委員会が開かれましたが、減産拡大は協議されず。リビア・ナイジェリアの生産上限枠の設定については、ナイジェリアで日量180万バレルに達した場合は生産調整に入ることで合意された模様。そのなか盟主サウジアラビアは8月の原油輸出量を100万バレル減少の日量660万バレルに抑制する意思を表明。このほか米石油サービス会社大手のCEOが掘削リグの稼動数が頭打ちとの見通しを示し相場の支援材料に。予想レンジは34,500~33,300円。
【東京ゴム 日足】
ゴムは本日納会。チャートは雲抜け手前で堅調な展開か。
【東京とうもろこし 日足】
週明け、産地降雨を材料に下げ国内は円高も重なり下げを加速させました。しかし、本日のクロッププログレスでは作柄がさらに低下。「優」「良」を占める割合では全体で62%(前週64%)。州別に見ると生産高順にアイオワ州68%(同71%)、イリノイ州63%(62%)、ネブラスカ州61%(65%)、ミネソタ州80%(79%)とアイオワ・ネブラスカで低下傾向で地域差の気温上昇が要因と見られます。特に高温乾燥はコーンベルト東部で影響が強く東部のネブラスカなどは土壌水分が極めて不足の状態。アイオワでも過剰~適度が48%で約50%で不足状態で7月に入り極度に土壌水分量が低下しているので要注意。
サウスダコタ・ネブラスカなど東部地域では高温に見舞われていますが、アイオワ・イリノイ・ミネソタ州はそれほどでもありません。週末にかけては気温もおちつく予報となっていますので今週は降雨による土壌水分の回復に注目か・・・。
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