おはようございます。
米株式は個人消費の先行き不安が広がり反落。米小売最大手のウォルマートが5-7月期(第2四半期)、2023年1月通期の利益見通しを大幅に引き下げました。NYダウは前日比228.50ドル安の31761.54ドル。ナスダックは前日比220.091ポイント安の11562.575と3日続落。S&P500は前日比45.79ポイント安の3921.05。インフレが消費支出に影響を及ぼしていることが明らかとなっています。米国のリセッション懸念は高まっており米2-10年長短金利差は-0.256%まで逆イールドが拡大。またIMFが世界経済見通しを公表し、世界の成長率を3.2%に下方修正。4月時点3.6%、1月時点4.4%と公表毎に下方修正されており、2023年にはさらに減速し2.9%となる見通しを示しています。また物価高はさらに加速し今年のインフレ率を8.3%と予想。特に懸念要因としてロシアのガス供給停止、インフレの長期化、中国での不動産危機を挙げています。
【NY金 日足】
NY金8月限は小幅に2日続落。今晩の米7月FOMCで0.75%の政策金利引き上げが予想されており(FEDウォッチで75.1%)、金利を生まない金は売られやすい環境となっていますが、IMFがロシアのガス供給停止による世界経済のリセッション(景気減速)に強い警戒を示し、安全資産としての下支えもあり1700ドルが維持されています。ドル円は25日に一時135円台に円高が進んだものの再び137円台へとドル高円安に振れており7500~7540円の狭いレンジで横這いで推移し、FOMCでの結果を見定めようとする様子見の動き。米政策金利引き上げによってさらに景気後退懸念が高まるとみられますが、米長短金利の逆イールドが拡大しているように将来への不安が強まっていることからすると安全資産への逃避買いも今後拡大する可能性は高いと考えます。今月に入り膨らんだファンド筋のショートが今晩のFOMCをきっかけとした動きに転じるかどうか?【NY白金 日足】
NY白金は4営業日ぶりの反落。NY日足チャートではMACDゴールデンクロス、新値足陽転がみられ順当な強気転換の兆しが見えてきていますが、景気減速懸念が強いためか目先のショートカバーのみの動きで戻り売りの目先トレンドが転換したとはまだ言い難いところ。国内では3800円超えが今月鬼門になっていますが、下値が切り上がってきていることからすると上放れが期待されるか?
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