おはようございます。
昨晩から米中間選挙の投票が始まりました。連保議会選挙で下院では野党共和党の優勢が確実視され、上院も接戦の模様。これまでのバイデン政権の増税、規制強化が困難になる見通しから株式市場は好感し3営業日の続伸。NYダウは前日比333.83ドル高の33160.83ドル、ナスダックは前日比51.68ポイント高の10616.20、S&P500は前日比21.31ポイント高の3828.11。米長期金利は低下し、ドル安に振れ1ドル145.69円と円高ドル安。10日米10月消費者物価指数(CPI)も鈍化の見通しからドル安を後押ししている模様です。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】OSE金標準先物10月限は夜間立ち合いで7990円(03:11)の高値を出し、直近高値7986円(10/7)を超えました。00:00前まではドル建て価格も1680ドル以下で推移していましたが、米長期金利低下とドル安で徐々に値を切り上げ1700ドルを超えるとストップロスなどを巻き込んで上昇したとみられます。その前に暗号通貨業者の混乱からFTXが出金の停止をおこなっているといった憶測もビットコインが売られる要因となったようで、時間のタイミング的に金利低下、金価格上昇が重なっており影響があったのかもしれません。共和党優勢が「ねじれ議会」になることでバイデン政権の運営がこれまで通りスムーズにいくことは困難となることからドルが売られる要因となっています。米CPIも鈍化予想。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】NY白金は続伸。OSE白金標準先物10月限も4484円(2:29)まで上伸し直近高値を2営業日連続で更新。NYでも1000ドルを回復し総取組高も増加。今回の上昇はショートカバー(買戻し)ではなく新規の買い仕掛けが入っていることが推測されます。2021年2月に短期間で1200ドルに上昇したケースと取組高の推移が類似しています。勢いが強まるところ。
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