米株式はNYダウが4営業日続落。米地銀のパックウエスト・バンコープの大規模な預金流出が明らかとなり、地方銀行の経営不安が再燃し金融株が売られました。NYダウが前日比221.82ドル安の33309.51ドル、ナスダックは前日比22.065ポイント高の12328.506、S&P500は前日比7.02ポイント安の4130.62。株価の続落がリスクオフのドル買いを誘引した模様でドルが対欧州通貨、オセアニア通貨に対して買われました。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比16.6ドル安の2020.5ドルで2日続落。昨晩米4月卸売物価指数(PPI)ではCPI同様にインフレ鈍化の傾向がみられ金の下支え要因となりましたが、昨晩はリスクオフによるドル買いが強まりドル建て価格では割高感が上値を抑えました。OSE金標準先物4月限は前日比65円安の8697円(14:54)まで値下がりしており8503円(4/28)から8870円(5/8)までの上昇の半値押し[8686円 ]に相当する水準まで値下がりしていますが、8700円割れを嫌う買い方の利益確定売りに押されている値下がりとみています。米債務上限を巡り米バイデン大統領と米マッカーシー下院議長との会談も来週に延期され、解決の糸口が未だ掴めておらず、債務不履行(デフォルト)リスクを見越した金買い・債券売りのファンドポジションが拡大しています。NY総取組高も52万枚台まで増加し、米10年債のファンド売り越しポジションも過去最大レベル。【白金標準先物 日足】
NY白金7月限は前日比14.1ドル安の1105.0ドルと5営業日ぶりの反落。南ア電力供給削減によって白金鉱山の生産能力低下を懸念し水準を上げてきていますが、昨晩は南アがロシアへの武器供給に関与しているとの報道から南アランドが売られています。OSE白金標準先物4月限は前日比95円安の4586円(15:09)と2日続落となっていますが、GW中の祝日取引で値動きしていたレンジ内での動きにとどまっています。NY総取組高は増加傾向にあり投機的に買い進む動きはまだ継続されているとみられます。
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