おはようございます。
30日6月期末の米株式は続伸。NYダウは前日比275.50ドル高の44094.77ドル。終値で44000ドル台は2/20以来の約4か月ぶりで3日続伸。ナスダックは前日比96.275ポイント高の20369.733で6日続伸し史上最高値を更新。S&P500も史上最高値を更新、前日比31.88ポイント高の6204.95で3日続伸です。米国とカナダの貿易協議で、カナダは欧州各国が中心になって推し進めているDST(デジタルサービス税)の撤回を表明し、米国との交渉を再開することで合意。カナダとの貿易交渉の進展に期待が集まりました。今月は米政権による相互関税の上乗せ分の一時停止期限を9日に控えており、今後米国と各国の貿易交渉の進展具合が注目されてくることになりそうです。
また為替相場について、今朝のドル円は1ドル144円台を割り込む143.60円台までドル安円高が進んでいます。ドルは年内の利下げ回数を模索する一方で、欧州ECBは利下げサイクルの終了が近づいています。金融政策の方向性から対ユーロではドルは売られやすく、6月は唯一、G10通貨の中で最も劣後している円には強い動きをみせていましたが、日銀の追加利上げの見通しが強まるとさらにドル安の傾向が強まる可能性も出てきます。米国では、米政権が7/4までの減税・歳出法案成立を目指しており、議会ではこのトランプ減税延長を柱とした法案の審議が進み上院が修正案を採決する見通し。法案成立が米財政赤字拡大を助長するものとの認識も市場は強く持っているとみられ、今後のドル安要因になり得ます。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】30日月末のNY金8月限セツルメントは前日比20.1ドル高の3307.7ドルで反発。6月後半の期末に向けた値下がりも一巡し反発した様子。今週末7/4は米独立記念日であり、米雇用統計が7/3に発表されます。米トランプ大統領は米パウエルFRB議長の後任人事を早期に決定する姿勢で、FRBに対し利下げを求める発言を繰り返しています。今週の米労働関連指標がFRBの意思決定に影響を与えるとして注目が集まりそうです。OSE金標準先物6月限は前日比78円高の15462円と4日ぶりの反発で今朝の日中取引をスタート。国内の円高傾向も強いですが、ドル安要素が強いドル安円高の動きであるため、ドル建て金価格の堅調さが円建て金価格の押し上げ要因になってくるものと考えます。
【NY白金 日足】
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