米株式は前日の立ち合い終了後時間外で急落したメタ(旧フェイスブック)株の急落で投資家心理が冷やされ5営業日ぶりの反落となりました。NYダウは前日比518.17ドル安の35111.16ドル。ナスダックは前日比538.729ポイント安の13878.818、S&P500は前日比111.94ポイント安の4477.44。また英中銀BOEの2会合連続での利上げやECB理事会においてもも高インフレに警戒を強めるタカ派的な内容だったことで米国に続き世界的に金融引き締めに向かう流れからも売りが出やすい環境となっていたようです。米長期金利が上昇し米10年国債利回りは1週間ぶりに1.80%を超える上昇となり、債券市場では金融正常化への流れを嫌気した売りが広がったとみられます。
【金標準先物 日足】
国内日中立ち合い時間の上下幅はほぼなく横這いの展開。ECBがこれまでの金融緩和重視の構えから高インフレを警戒し年内での利上げを示唆したことでユーロが対主要通貨で急騰。本来で行けばユーロ高ドル安の影響からドル建て金価格は急上昇してもらいたいところですが、世界的な金融引き締めへの憶測から反対に大きく売られ一時1788.5ドル前日比20ドル安まで売られる場面がありました。その後は再び1800ドル台と回復。昨日に続き国内大阪取引所の金標準先物は日中立ち合い時間の上下が10円幅にも満たない日が続いています 。しかし今晩の米1月雇用統計を終えると来週は春節が明けアジアの流動性が戻ってきます。また来週10日には米1月消費者物価指数の発表。市場予想では前年比7.3%で6か月連続の上昇が見込まれています。高インフレが意識されることとなりますが、その際の利上げ観測が上値を抑えることになるのか?NY総取組高は1/27に57万枚台まで増加したものが2/2現在では51万枚台まで減少しており過度な買い付きは見られず。原油価格もWTIでは90ドルまで上昇してきておりインフレニーズは再び強まるものとみています。【白金標準先物 日足】
昨晩利上げしたBOE(英中銀)。イギリスのインフレ率は5.4%となっており欧州ドイツにおいても5.3%。白金産出国である南アフリカでもインフレ率上昇は深刻な問題となります。原油を輸入に頼る国々にとっては原油価格高騰は国内のインフレをさらに押し上げるため、自国通貨高によって物価上昇を抑えなければならない点も否定できず。原油、穀物にはすでにインフレ圧力が強まっており、貴金属市場においてもこれは例外とはならないと思われます。チャートは200日移動平均線を超えようとしてきており、上抜けへの期待は高まります。
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