米株式が週末に続き2営業日続伸。今週の米中間選挙投開票、米10月消費者物価指数の発表を控えるところですが、ドルが対主要通貨で下落。ユーロドルは1.00のパリティを回復しています。米10月雇用統計に若干弱さがみられ、利上げペースの減速が予想されましたが、本日投開票を迎える米中間選挙でもバイデン大統領の支持率が低下していることが伝えられてきており民主党が劣勢。議会を再び共和党が占めることとなると企業や富裕層への増税など株式市場の逆風となる法案が『ねじれ議会』により成立が困難になるとの見通しから株式市場はこれを好感している様子。NYダウは前日比423.78ドル高の32827.00ドル、ナスダックは前日比89.266ポイント高の10564.520、S&P500は前日比36.25ポイント高の3806.80。
【金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比3.9ドル高の1680.5ドルの入電。対主要通貨でドル安が売られドルインデックスが低下してきたことで48万枚まで膨らんでいた総取組高も買戻しにより減少し20営業日ぶりにセツルメントで1680ドル台を回復。OSE金標準先物10月限の高値は前日と同じく7895円(18:30)で7900円台乗せはならずでまだ持ち合いレンジ内の動きにおさまっています。米中間選挙の行方、米CPIの結果を待つ構えで出来高は低調。日足基準線(1979.9ドル)を超えたNY金の上昇に期待したいところ。【NY白金 日足】
【白金標準先物 週足】OSE白金標準先物10月限が2021年5月以来1年6か月ぶりに4400円台乗せ。夜間立ち合いで4424円(05:16)まで値を伸ばしています。4524円の高値をつけたのが2021年2/16でその日の終値が4410円。4410円を終値でつけるとそれ以上の水準は2015年以来となります。中国ゼロコロナ政策の緩和、株式市場の上昇でリスクオンムードにつられた動きですが、根本はインフレであり、これまで低い水準で注目されていなかった商品に注目が集まりつつあるようにみえます。NY白金は980ドル台へと上昇し価格帯が200日移動平均線上にステージを変えてきています。2021年12月~2022年3月に900ドルから1200ドルに3か月で300ドルの上昇。今回9月に800ドルでW底をつけたと考えると上値目標価格は+300ドルで1100ドル。1100ドルに到達した場合、ドル円が1ドル145円なら約5128円、1ドル150円なら約5304円といった換算となります。
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