原油価格が上値を押さえられ再び下落。株価は原油安を嫌い同じように反落。NYダウは前日比208.29ドル安の15885.22ドル。ドル円は株安によりドル高の動きが限られました。今晩からの米FOMC、週末の日銀金融政策決定会合を控え様子見ムード。米10年物国債利回りは2.00%。
【今週の予定】
1月25日(月) | <国内> 12月貿易統計(8:50) <海外> 独1月Ifo景況感指数(18:00) |
1月26日(火) | <国内> 1月末権利取り最終売買日 <海外> 米11月FHFA住宅価格指数(23:00) 米11月S&Pケースシラー住宅価格指数(23:00) 米1月CB消費者信頼感指数(27日 0:00) 米FOMC(~27日) 米2年国債入札 |
1月27日(水) | <海外> 中国12月工業利益(10:30) 米12月新築住宅販売(28日 0:00) 米FOMC声明発表(28日 4:00) 米5年国債入札 |
1月28日(木) | <国内> 日銀金融政策決定会合(~29日) 2年国債入札 <海外> 中国12月景気先行指数(11:00) 英10-12月期GDP速報値(18:30) 米新規失業保険申請件数(22:30) 米12月耐久財受注(22:30) 米12月中古住宅販売成約指数(29日 0:00) 米7年国債入札 |
1月29日(金) | <国内> 12月家計調査(8:30) 12月失業率・有効求人倍率(8:30) 12月全国消費者物価【CPI】(8:30) 12月鉱工業生産【速報値】(8:50) 日銀金融政策発表 日銀「経済・物価情勢の展望」公表【展望リポート】 黒田日銀総裁記者会見(15:30) <海外> ユーロ12月マネーサプライ(18:00) ユーロ1月消費者物価指数(19:00) 米10-12月期GDP【速報値】(22:30) 米1月シカゴPMI(23:45) 米1月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(30日 0:00 |
【NY金 日足】
ドル高でも長期金利の上昇は見られず逃避買いの流れが続きます。緩やかな上昇トレンドを形成しており年初来高値113.1ドルまでもう少し。1115~1100ドルへとレンジを切り上げ。
【東京金 日足】
本日を含めると4日続伸は昨年10月の上昇時以来。ボラティリティが高まりつつあり4200円を越えるとやや勢いが増すか?4200円越えで底値打ち判断と考えていますが・・・。予想4200~4150円レンジとなり水準を切り上げ。
【東京白金 日足】
安値から4日続伸。先週のドラギ総裁発言から原油高もあり連れ高となっていましたが、本日は原油安でもこの動き。事故が相次ぐ南ア鉱山で一部の坑道を閉鎖したことから生産力減退を見込み上昇となった模様。先週述べたように日足チャートでは買いシグナルが示され恐る恐る上値を試している流れ。上値抵抗はどうしても厚く急激な上昇は利食い売りに押さえられてしまいやすい取組内容ですが、国内は時間足で見ると1/8から1/12朝の大きな窓を昨晩埋めました。下値3250円をこのまま堅持すれば次のステージへ切り返す可能性が出てきたと考えます。3300~3100円レンジで下値切り上げ。
【東京原油 日足】
WTIでは再び取組高が増加。ファンドの売り直しが主導なのか、それとも買い主導での取組増加なのか・・・。ボラティリティが高く上下振れ幅は大きくなりますが、相場としては一旦底を打ったと判断できそうです。初押し買いの見方で判断。27200~21200円の予想レンジ。
【東京とうもろこし 日足】
国内の取組は大きな変化がまだ見られず。このところ南米産から米国産への買い付けがシフトしています。また、小麦ではロシアの輸出制限強化のうわさがあるようです。原油で四苦八苦しているロシアが穀物でそういった動きに出てくるのは安易な発想ではありますが、世界的に寒波の影響もあるようで気に留めておかないといけないかもしれません。ボラティリティが低くなっていますが、日足では買いの流れは変わらず、22690円(1/20)を越えることで再び買いを誘発するのでは。
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