NYダウが9連騰。四半期決算の好調さから景気敏感株が上昇しています。NYダウは前日比163.97ドル高の35225.18ドル。ナスダックは米金利上昇で反落、前日比294.712ポイント安の14063.306、S&P500は前日比30.85ポイント安の4534.87。新規失業保険申請件数が前週から減少しており雇用改善の傾向が示されています。ドル金利上昇に伴ってドル高円安が進み1ドル140円を回復。
【金標準先物 日足】
NY金8月限は前日比9.9ドル安の1970.9ドル。米金利上昇、ドル高が上値を抑えました。一方で円建てのOSE金標準先物は14:03現在前日比7円安の8867円で推移。1ドル140円を回復したドル高円安が下支えしています。今のところ円建て金価格の下振れリスクがあるとすれば「円高」と考えられます。来週FOMCがおこなわれその後日銀金融政策決定会合。YCC修正など日銀が政策修正をおこなった際は円高に下振れする可能性は否定できませんが、逆に修正がなかった場合には円安に大きく振れる可能性があります。
【白金標準先物 日足】NY白金10月限は前日比20.7ドル安の964.1ドル。国内OSE白金標準先物6月限は前日比16円安の4286円で推移。チャート上は陽転してからの初押し段階とみられます。週末以降、中国中央政治局会議において景気支援策が打ち出される期待があります。
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