おはようございます。
昨日、日本時間夕方にロシアの通信社からウクライナ周辺地区に配備されていた南・西部のロシア軍が本部に帰還を始めたと伝えられました。市場はウクライナ情勢の緊迫が緩和され都の見通しから乱高下。前日まで続落していた米株式は反発しNYダウは前日比422.67ドル高の34988.84ドル、ナスダックは348.838ポイント高の14139.757、S&P500は前日比69.40ポイント高の4471.07で取引を終えています。リスク回避への動きが和らぎ「金」や「原油」相場は反落。ただ米国を始めとした西側諸国については撤退を確認していないとして侵攻は起こり得ると警戒を緩めてはいないようです。
【金標準先物 日足】
ウクライナ情勢の緊迫化で昨日の日本時間でNY金4月限は11月の高値を超える1881.6ドルまで上伸し、国内も6962円と2020年8月7日以来の水準まで上昇。しかし夕方にロシアの通信社からロシア軍の一部撤退が報道され反落の動きを見せています。ロシアのプーチン大統領はドイツのショルツ首相との首脳会談後の共同記者会見で外交による解決を望むと述べ、市場はウクライナ情勢の緊張緩和と捉えたかたち。ただロシアの安全保障に関する要求に対処しない場合に緊張を高める可能性を排除しておらず緊迫化は依然として続くとみられます。先週のフランスのマクロン大統領との首脳会談後からも進展しているとは言い難い現状、ウクライナ側からは国防省や国内銀行がサイバー攻撃を受けたと発表。ウクライナ東部ドンバス地域の親ロシア派が実効支配する「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」が独立国として承認するのかどうか?解決にはまだ時間がかかる見通し。一方、米金融政策を巡り、今晩(日本時間17日AM4:00)に1月FOMC議事録の公表。3月50bpの利上げを織り込ませるタカ派の発言も続いており、議事の内容が注目されます。【白金標準先物 日足】
夜間立ち合いで高値安値のボラティリティはあるものの、日本の日中立ち会い時間になると3790~3760円の狭いレンジの中での動き。取組内容にも変化が出にくくただただレンジ放れを待つのみ…。NY白金での昨晩の200日移動平均線は1035.6ドルに位置しており、ほぼ昨晩の立ち合い中の高値1035.0ドルのところ。NY白金の総取組はやや増加傾向でこれが吉と出るか凶と出るか…。
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