こんばんは。
さて、いよいよ明日未明には米政策金利の発表&イエレン米FRB議長の公式会見があります。
米国内の条件は揃っている様子で利上げが実施されてもおかしくないとする見方がある一方、国際的な市場環境を理由にいまだ踏み切れずでは?との見方もあり見方は二分しているようです。
CFTCのポジションからの推察では本日のコモディティーの上昇はポジション調整の動きと考えています。理由付けでは利上げ見送りの観測とのコメントも多かったようですが、こればっかりはフタを開けてみないとわかりません。ただ本当に利上げ見送りの観測でポジションが動き出していたのなら為替が動かないとならないと考えています。現在IMMドル円のポジション(氷山の一角ですが)では大きなバランスはありません。故にFOMC後に動き出すことになるとそれは新規建てによるポジション取りと考えられ、国内商品相場はドル建てコモディティーよりも為替変動の影響を大きく受ける可能性が高く、発表後の動きに素直についていくべきではという考え方で今晩見ています。
発表は明日3:00過ぎで夜間立会い終了まで一時間しかありませんが、目を離さずにいきます。
【ドル円 日足】
国内外、株価のチャートが非常に良くなっています。米利上げが実施されるかどうかを見るのではなく、イベントを経過することにより株価がリスクオンとなるかどうか。株価上昇へ動き出すとやはりドル高への可能性は高くなるかもしれません。しかし、リスクオンの流れになりきれない場合はドルが売られ円高に動く可能性も十分あります。持ち合い後の動きについていく構えで考えています。
【NY金 日足】
7月ほどまではいきませんでしたが、先週売り込まれたショートカバーが本日出たのだと考えています。下値は浅いと見ますが、大きな上昇の力も現在の投機筋ポジションからは考えにくくドル建てに関してはあまり大きな動きはないのかも。
【東京金 日足】
発表後の動きで円安なら素直に買いスタンスで、円高なら素直に売りスタンスで考えています。先走りせず発表を見てから判断。
【東京白金 日足】
こちらもリスクオンかリスクオフか、為替どおりでいいと考えます。
FOMCが終わると日本市場はシルバーウィーク。リスクテイクには十分お気をつけください。
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