昨晩の米市場ではFRBウォラー理事が利下げについて言及したことが大きな影響を与えました。「インフレ率がさらに数か月間低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分にある」とタカ派とされるウォラー理事が発言したことのインパクトが大きく、米長期金利が低下しドルが売られる展開に。ドル円は1ドル147円台まで円高ドル安が進み、今朝の午前中には9/12以来となる1ドル146円台の円高ドル安に振れています。米株式は金利低下を好感しNYダウが前日比83.51ドル高の35416.98ドル、ナスダックは前日比40.733ポイント高の14281.755、S&P500は前日比4.46ポイント高の4554.89。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金12月限は前日比27.6ドル高の2040.0ドル、出来高、取組高が一番多くなったこれからの中心限月2月限は前日比27.2ドル高の2060.2ドル。中心限月移行に伴って前日は大出来高でしたが金を買い進む流れは変わっていないようです。タカ派とされるFRB理事が初めて利下げについて言及したことが「金」市場にインパクトを与えたようです。国内OSE金標準先物10月限は今朝の寄付きを前日比47円高の9657円でスタート。上下20円前後の持ち合いながらドル安・ドル建て金高の傾向が続いています。米経済指標で景気減速を示唆するような悪化傾向が続いており米利下げが意識され始めてきています。このままでいくと終値ベースでの最高値9638円(11/27)超える見通し。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比27.0ドル高の950.2ドル。米FRB高官の利下げについての言及がドル安を招き、対新興国通貨においてもその傾向が強まりました。対ドルで南アフリカ通貨ランドも上昇することで、白金価格が上昇。ただNY市場では投機筋の買戻しが一巡している可能性もありそうで、新規に買い進んでくるのかは疑問…?未だレンジは脱せず…。
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