おはようございます。
7日の米株式は週初めの世界同時株安の不安定さが残り反落。米国債入札が低調で投資家心理を悪化させています。為替市場においてもドル円は不安定な値動き。昨日の日銀内田副総裁の発言から147.90円まで円が売られドルが買われましたが、再び145円台まで円高ドル安に下振れするなど、円キャリートレードの解消の動きも残っていると伝えられています。米長短金利は10年債利回りが3.95%、2年債利回りが3.96%と長短金利差の逆転が解消されつつあります。景気減速(リセッション)時は長短金利の逆転差が拡大すると言われていますが、金利はむしろ好景気の方向に…。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比0.8ドル高の2432.4ドル。6日時点の総取組高は480,645枚と3営業日連続で減少しています。OSE金標準先物6月限は本日朝の寄付きは前日比87円安の11214円で日中取引をスタート。ドル円が145.50円まで前日から円高に振れており国内円建て価格を押し下げています。国内のOSE金標準先物の総取組高は昨日7日時点で38,449枚まで直近7月ピーク62,368枚(7/22)の6割程度まで減少。急落や証拠金引き上げの影響が大きく一般の市場参加者が参入しにくい状況となっています。ただ「金」そのモノはNYでは2400ドル台を維持しており堅調。米利下げに備えた長期運用への資金流入、またイランからイスラエルへの報復の可能性が高まっていて中東地政学リスクが潜んでいることが要因。【OSE白金標準先物 日足】NY白金10月限は前日比9.5ドル高の929.7ドル。同じ白金族であるパラジウムがこの2日連続で高騰しており白金への割安感も下支え要因になっているとみられます。中国の景気減速懸念によって銅などの鉱物資源が下押しされてきており、上値圧迫のひとつとなっていますが、NY白金は取組高が下落時に増加しており、更なる値下がりを目論む投機的な売り込みも散見されます。ただこの状態で値下がり鈍くなってくるとショートカバーで切り返す可能性も高くなり安値持ち合いはその兆候を見極めたいところ。
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