米株式は大幅急落。NYダウは前日比1861.82ドル安の25128.17ドル。連日高値を更新していたナスダックも前日比527.62ポイント安の9492.73。テキサス州などで第2波のコロナウイルス感染拡大による懸念が広がったこともありますが、急落のトリガーを引いたのは前日のFOMCでの米パウエルFRB議長の厳しい景気見通しだったようです。支持率低下している米トランプ大統領はFRBに対する批判的な発言をしています。英国や欧州でも軒並み株価が急落しており世界同時株安。ユーロ圏財務相会合については復興基金についての進展は見られないようです。ユーログループの議長(ポルトガル財務相)が辞任を表明したことで新たな議長の選定がはじまります。「倹約4か国」(オランダ・オーストリア・デンマーク・スウェーデン)など財政規律を重んじる北欧諸国と支援を受ける側の南欧諸国との協議は難航しているようです。
【NY金 日足】
欧州、NYでの株安の流れからNY金は堅調に推移し0:00台に高値1754.9ドルまで上昇。しかしその後上昇は続かず、再び1750ドルを割り込み取引終了時間セツルメントは前日比19.1ドル高の1739.8ドル。本セッション終了後の時間外で4:23頃に1729.4ドルまで下げましたが、東京時間開始には戻しており現在1735ドル付近での推移。FOMCを受けて金は上伸しましたが昨晩でも上値は1750ドルを若干上抜けたところで失速。ただ下げてもSPDR金ETF増加(6/11前日比+5.55トンの1135.05トンで直近最大値)がみられるように下支えされており、まだレンジ商いとなっています。1700~1750ドルのレンジを抜けるにはあらたな材料が必要か?
【東京金 日足】
東京金は夜間立ち合いで円高ドル安基調の中NY金が高値をつける近辺の23:52に5976円の高値を付けた後はドル建て価格の下落につれて軟調となり夜間立ち合い終了の5:30現在で5944円。朝8:45の取引開始は5940円でスタートし軟調の動き(9:11現在5919円)。3月16日(2997ドル安)以降最大の下げ幅となった昨晩の株価急落(一時1900ドル安超)は投資家心理を冷え込ませる動き。安全資産として「金」が買われるのか、それとも3月のように『換金売り』を誘発させるのか?株価がこれ以上下げが続く流れとなれば後者も考える必要があるかもしれません。
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