先週バイデン大統領が選挙戦から撤退するのでは?との報道が伝わると金融市場では不透明感から投機筋の利益確定とみられるポジション調整の動きが顕著にみられました。株式市場では反落、ドル円市場ではドルを買って円を売っていた投機筋のポジション縮小が続き、ドルが売られ円が買われています。また18日に閉幕した中国共産党中央委員会第三回全体会議(3中全会)では期待される具体的な経済刺激策がなかったことが市場の失望を誘い、原油や銅などの非鉄金属の下落に影響を与えています。
週明けに正式にバイデン大統領が大統領選出馬を辞退することが発表されると、昨日の米株式は不透明感が後退し反発。NYダウが前日比127.91ドル高の40415.44ドル、ナスダックが前日比280.628ポイント高の18007.567、S&P500は前日比59.41の5564.41と3~4営業日ぶりの反発です。来週31日の日銀金融政策決定会合、米7月FOMCに向けポジションを縮小する動きが目先の下落につながっている模様。
【OSE金標準先物 日足】
NY金8月限は前日比4.4ドル安の2394.7ドルで4営業日続落。前日の57ドル安からは下げペースが鈍化していますが、円建て価格ではドル円が1ドル156円台前半まで円高ドル安が進んでおり上値を重くしています。本日のOSE金標準先物6月限は前日比47円安の12090円(14:16)と4日続落。ただ総取組高が2020年以来4年ぶりに6万枚台まで増加。特に一般投資家の押し目買い意欲は多く、安値を買い拾う動きはみられます。売り込みでの取組高増加ですので自律反発のきっかけをうかがいます。【OSE白金標準先物 日足】
先週18日閉幕の3中全会に対する失望から中国需要の多い銅価格が大幅下落。白金価格も連れ安の流れになっている様子です。総取組高が4万枚に達することでやや下げ止まる兆候が出てくるとみますが、ドル建て価格も950ドルまで台まで下げており下げ止まりを期待しますが…。
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