先週、心配された降雪にもほとんど積雪には至らず。ただ気温はまだ冷え込んでいます。
週末の米雇用統計のなかでも注目されていた賃金上昇率が予想を上回る上昇。利上げ観測が一気に強まり、ドル円が急上昇しました。米株式は雇用統計を好感したものの、早期利上げ観測、また前日までの上昇にたいしての利益確定が先行し、18000ドル達成はならず。終値は-60.59ドルの17824.29ドルでした。
※米1月雇用統計 失業率 5.7%
非農業部門雇用者数 25万7000人増
平均時給 +0.5%
米10年物国債利回りは1.95%に上昇。ドル独歩高の流れとなりますが、米国内からもドル高に対しては賛否が分かれます。ギリシャ、ウクライナ問題も潜めていますので慎重に見極める必要がありそうです。
【今週の予定】
2月9日(月) | <国内> 12月国際収支(8:50) 1月消費者態度指数(14:00) 1月景気ウォッチャー調査(14:00) <海外> インド10-12月期GDP(21:00) G20財務相・中央銀行総裁会議(~10日 イスタンブール) |
2月10日(火) | <国内> 12月第三次産業活動指数(8:50) 1月マネーストック(8:50) <海外> 中国1月CPI(10:30) 米3年国債入札 米農務省需給報告 |
2月11日(水)祝日 | <国内> 日本市場休場「建国記念日」 <海外> 米1月財政収支(12日 4:00) 米10年国債入札 ユーロ圏財務相会合 |
2月12日(木) | <国内> 12月機械受注(8:50) 1月国内企業物価指数(8:50) 1月都心オフィス空室率(11:00) <海外> 米1月小売売上高(22:30) 米新規失業保険申請件数(22:30) EU首脳会議(~13日 ブリュッセル) 米30年国債入札 シカゴ自動車ショー(~22日) |
2月13日(金) | <国内> オプションSQ 5年国債入札 <海外> 独10-12月期GDP速報値(16:00) ユーロ圏10-12月期GDP速報値(19:00) 米1月輸入物価指数(22:30) 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(14日 0:00) |
【CFTC建玉明細 2015/02/03現在】
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ロング
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ショート
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ネット
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総取組高
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CMEドル円
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25,586
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85,157
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-59,571
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203,963
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NY金
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229,006
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43,991
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185,015
|
419,524
|
NY銀
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64,166
|
13,593
|
50,573
|
168,486
|
NY白金
|
46,193
|
13,797
|
32,396
|
64,831
|
NYパラジウム
|
23,941
|
5,041
|
18,900
|
33,952
|
NY原油
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488,256
|
216,060
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272,196
|
1,721,471
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シカゴコーン
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396,084
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220,252
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175,832
|
1,350,370
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シカゴ大豆
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173,923
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200,165
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-26,242
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708,274
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「金」は買い越しが減少しました。ただ、先週発表の価格水準から約30ドル下げた割には買い越しの減少が少ないように感じます。週末の時点で更に30ドル価格水準を下げてますので、更に買い越しは減少していると思われますが、やはりECBの量的緩和、世界的な利下げ傾向というのは「金」の買いポジションが長期に維持される要因となりますので、予想以上に「金」の買いポジションの積み増しは根強いかもしれません。「原油」はポジションの偏りに大きな変化は見られませんが、取組増加、「コーン」はショート増加により買い越し減少ですが取組は増加しています。
【NY金 週足】
国内に比べ調整が足りないように見えていたNY金も基準線までの下げを達成。安値から約半値押しとなり、雲突破への動きになると考えています。すぐに1300ドル越えというのは考えにくいですが、これから転換線に沿うペースでの上昇になっていくことを期待しています。
【東京金 週足】
転換線4709円まで調整を入れました。海外安ですが、ドル円で下支えられていますので、基準線までの調整はないと判断しています。高値から4週目となり切り返しを期待します。5,000円を突破し大きな相場となっていくか、2,013年同様に二番天井となってアタマ打ちとなるか。いずれも切り返しでいくパターンを予想していますが・・・。
【東京白金 週足】
踊り場で足踏みしています。この過程で上昇への力が溜まっていると考えています。
【東京原油 週足】
一本大きな立ち上がり陽線で目先安値を打ったことが確認されています。日々の変動は大きく振り回されてしまいがちですが、目先にとらわれずポイントポイントをしっかり押さえていきたいと考えます。方針は「買い」。
【東京とうもろこし 週足】
すんなりと上昇していく相場とは考えていませんが、ジンワリと日々水準を切り上げています。今週、米農務省需給報告が発表されますが、ドル高円安、原油高などファンダメンタルズに持ち上げられてきてるように見えます。このまま春高のパターンとなるのかどうか・・・。