ＮＹダウ 8連騰

おはようございます。

米株式が小幅ながら連騰。ＮＹダウは前日比9.86ドル高の22026.10ドル。多少の売り圧力も飲み込みながら上昇してきていますが、今晩の米7月雇用統計が控えており賃金コスト上昇への期待が強くなっています。押し上げているのはおそらく利上げ後退を歓迎している『緩和マネー』であり、下押すキーワードとなるのは経済指標云々ではなく、ズバリ“利上げ”なのかもしれません。ドル円は米政局の行方を危惧する動きでドル安円高となり6月前半以来の110円割れ。米長期金利は欧州の債券買いの流れから米国債も買われ、米10年国債利回りは2.22％。


【ＮＹ金　日足】

1,280ドル手前で足踏み。その間、ＳＰＤＲ金ＥＴＦ残高の増減はありませんが、総取組高が45万枚台を回復してきています。ショートカバーが一巡し、新規ロングの積み増しがおこなわれてきていると見られます。ただ上昇の勢いが鈍化してきていると見られ、その新規積み増しは後々の売り要因になってしまいます。ぼちぼち転換へ向かうと考えています。予想レンジは1,285～1,250ドル。


【東京金　日足】

東京の上昇には勢いがつきません。それもそのはずで総取組高は8万枚を割れ取組高は減少傾向。東京の一般投資家はＮＹと真逆で逆張り手口。利食いできる買玉がどんどん減少してきているのみ。遅行線が現在交わっている実線では下に向かい出しますので重くなりやすいと判断しています。予想レンジは4,510～4,450円。


【東京白金　日足】

2日に開かれたドイツ政府関係者と独自動車メーカー幹部との会合で、自動車メーカー側の提案が受け入れられ、ディーゼル車廃止への流れを一旦先延ばしする結果となりました。不正問題などでディーゼル車には激しい逆風にはさらされていましたが、当面は廃止論を免れた様子。ただ世界的な潮流に変化はないため、独自動車業界も構造改革に迫られてくることになりそうです。3,450～3,350円。


【東京ドバイ原油　日足】

ＯＰＥＣの供給拡大懸念から反落。ＮＹでは200日移動平均線が49.40ドル付近にありそれを挟んだ動きとなっています。200日線は横ばいから徐々に緩やかに上昇してくると見られ大勢は堅調と見ています。予想レンジは36,500～34,500円変わらず。


【東京ゴム　日足】

 本日の東京市場は上海市場の上昇を見て上伸していますが、チャートもテクニカル的は遅行線が実線に交わりかけてきたところで、結果実線で跳ね返されたとも言えます。基調は強い流れ。


【東京とうもろこし　日足】

 今週は天候面からは買う材料がありませんでした。

来週もそれほど気温は上がらない様子。10日にＵＳＤＡ需給報告があり、それまでの修正予想が反発できるかどうかのポイント。

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