おはようございます。
米株式は米中貿易摩擦の激化を懸念し主要3指数はそろって下落。トランプ米政権が重要ソフトウエアの幅広い分野を対象に、中国への輸出を制限する措置を検討していると伝わり、通商問題を巡る米中対立激化への懸念が強まりました。NYダウは前日比334.33ドル安の46590.41ドルで4日ぶりの反落、ナスダックは前日比213.27ポイント安の22740.396で2日続落、S&P500は35.95ポイント安の6699.40で4日ぶりの反落です。ドル円は米中対立激化への警戒感から1ドル151.50円程度までドル安円高が進みましたが、一巡後03:00以降ドル買い円売りの流れとなり、日本時間で152円台に乗せ、ドル高円安の基調が続いています。高市新政権が発足し、10月の日銀の利上げも12月に先延ばしされるとの見方もドル買い円売りを後押しか?
【ドル円 日足】
【OSE金標準先物 日足】昨晩22日のNY金12月限セツルメントは前日比43.7ドル安の4065.4ドルと2日続落。昨日日本時間中に4021.2ドル(22日09:12)の安値をつけた後は、4175.0ドル(22日15:47)まで150ドル以上反発しましたが、日本の日中取引終了後には再び下落。欧州時間で安値確認の動きが見られ20~21時のあいだに下値を何度も試し、安値は4029.1ドル(20:03)まで値下がりしたもののその後4101.0ドル(22日22:40)まで約70ドル反発。NY時間に入ってからも再び安値トライの動きを見せ4025.1ドル(22日23:57)まで下落しましたが、アジア時間中の安値4021.2ドルを割り込むことはできず、今朝のアジア時間スタートには4133.6ドル(07:03)まで約110ドル反発しています。OSE金標準先物8月限は夜間取引でドル建て価格に連動し何度も安値トライの動きを見せましたが、19835円(20:42)が夜間取引中の安値となり昨日日中取引中の安値19707円(22日09:12)を割り込み安値更新とはいかず下支えられました。しかし上値も20392円(04:33)と上抜けもできず、広いレンジの持ち合いとなっています。ファンダメンタルズでは米中貿易摩擦への懸念と強気を支える要因もある一方で、明日24日に発表予定の米9月消費者物価指数が市場予想よりもかなり低下しているのではないかとの思惑が買い方のポジション整理を誘ったとの指摘もあったようです。ただ金ETFの増減をみても昨晩は6.29トン減少しており、直近で急増した分の反動安が出ており、ただ急騰を招いた投機筋の買いが失速し、目先の短期投機売りが相場を押し下げたものとみられます。国内OSEでは期先3本はやや割高感がみられるものの、先週のような異常な乖離はなく想定内の上ザヤでの推移となっており、行き過ぎた動きは相場的にはほぼ修整されたとみられます。時間足レベルではテクニカル的に下支えられており、投機筋の短期売りも限定的とみられレンジ商いで時間調整している様子。本日のOSE金標準先物8月限は11:26現在、前日比243円安の20302円で推移。今朝の寄り付き20389円(08:45)が高値、安値は20190円(09:25)のレンジとなっています。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比33.2ドル高の1552.5ドルと反発。今朝の時間外でも1570ドル台へと上昇しており「円安」要因も手伝って、OSE白金標準先物8月限は前日比255円高の7275円(11:30)と反発しています。昨日は特にドル建て水準から大きく乖離してOSE白金標準先物は下落し「割安」な水準まで売り込まれていたため、本日切り返しているものとみられます。「金」価格の激しい」乱高下に巻き込まれた感がありますが、大局の基調は変わらず。
セミナー 今後の予定
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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