金 米長期金利上昇一服

 おはようございます。

昨晩の米市場ではここのところ急速に上昇してきた米長期金利が一服。金利が低下したことで米株式は主要3指数揃って上昇。NYダウは前日比184.15ドル高の34472.98ドル、ナスダックは3日続伸で前日比215.160ﾎﾟｲﾝﾄ高の13721.032。米半導体大手のエヌヴィディアが発表する第3四半期の売上予想に期待が集まっていましたが、発表された決算が好感され時間外で6%を超える上昇となっています。S＆P500は前日比48.46ﾎﾟｲﾝﾄ高の4436.01。

【金標準先物　日足】

NY金12月限は米長期金利上昇の一服感から続伸、前日比22.1ドル高の1948.1ドル。ドル円はドル金利低下で1ドル144円台へと円高に振れています。今朝方は144.60円まで円は上振れしましたが、10:30現在は145円台を回復。OSE金標準先物6月限は前日比10円高の8908円で朝寄り付いていますが、ドル円が1ドル145円台へ下振れたこともありジリ高の展開。直近戻り高値8925円（8/14）を早々にクリアし8927円まで上伸してきています。再度9000円台を目指す動きか？今晩からジャクソンホール会合が開かれ日本時間25日23時過ぎにおこなわれる米パウエルFRB議長の講演が注目されます。

【白金標準先物　日足】

NY白金10月限は前日比12.7ドル高の938.2ドルと2日続伸。OSE白金標準先物6月限は昨日まで5営業日続伸してきましたが、本日は前日比でほぼ変わらずの横這い推移。米長期金利上昇一服から金、銀などとともにドル建て貴金属価格が上昇してきています。国内では一般玉のカテゴリーで個人の買い建玉が多いとみられ、利食い売りをこなしながらの上昇となることが想定されますが、その裏には法人玉の売り建玉の潜在的な買戻し（ショートカバー）圧力が控えていると考えられます。4400円トライへ？

 

 

 

 

 

 

 

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