おはようございます。
昨晩の米株式市場は、米国内でもオミクロン株の感染が確認され米国内での感染拡大が懸念され続落。NYダウは前日比461.68ドル安の34022.04ドルとなり2日間で1000ドル以上の下落となっています。ナスダックも前日比283.639ポイント安の15254.052、S&P500も前日比53.96ポイント安の4513.04と続落。前日の議会証言に続き昨晩も米下院金融サービス委員会で発言。前日同様に持続的なインフレリスクに言及し、次回のFOMC会合(12/15・16)でテーパリングの加速を検討するのは適切と述べています。FRBのもう一つの目的である雇用の最大化については明日の米雇用統計の内容がさまざまな憶測を呼ぶことになりますが、前哨戦であるADP雇用者数は53.4万人増となり前回の57.1万人増よりは鈍化したものの市場予想の52.5万人は上回っています。米債券市場ではオミクロン感染によるリスク回避の債券買いが優勢となり米長短金利ともに低下。2年債は0.551%、10年債は1.404%の利回り。
【金標準先物 日足】
NY中心限月2月限は前日比7.8ドル高の1784.3ドル。1800ドルを割り込んだ低水準での持ち合いとなっていますが、10営業日ぶりに陽線となっています。オミクロン株感染拡大懸念によって安全資産として債券と同じく買い支えられた様子ですが、FRBパウエル議長が前日に発言したことで早期利上げ観測が強まっており上値を抑制されています。まだ『オミクロン』については感染力やワクチンの効果などが明らかになっておらず不確定要因が多い中で、今週の米雇用統計(雇用最大化)と来週の米消費者物価指数(物価の安定上昇)といった金融政策方針を左右する経済指標の発表が控えており、現在は投機筋の新規での仕掛けがしづらい環境になっているのかもしれません。
【白金標準先物 日足】
NY白金ではこの下げ道中で取組を減らしてきましたが、今週に入ってから取組が増加傾向。オミクロンショックで株価が大きく調整が強いられる中で、流動性の低い白金市場では投機の新規売りが入っているのかもしれません。本日国内は辛うじて昨日の安値には届いておらず3400円割れで下値を維持し、今のところ3400円近辺は値ごろ感による買戻しにより支えられている様子。ただオミクロン感染がより深刻化すれば自動車生産において部品供給が不能となる可能性も否めず、警戒が強いとみられます。
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