EU・メキシコ・カナダ 米国の鉄鋼・アルミ輸入関税が6月から適用に

おはようございます。

イタリア政局への行き過ぎた警戒が緩和され株価は大きく反発。NYダウは前日比306.33ドル高の24667.78ドルとなりリスクオンが回復しました。ドル円は108円台後半。地区連銀景況報告（ベージュブック）も公表されましたが新鮮味もなく反応は限定的。米長期金利もリスクオンで上昇し米10年国債利回りは2.86％。

しかし、米国はEUに対しての鉄鋼・アルミの関税措置を今晩発表するとの報道が出て朝から円買いが進んでいます。3/23に発動した関税措置はEUやメキシコ、カナダは適用除外となっていましたが、期限は今月で切れ6月から適用されることになります。

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東京とうもろこし 新値足陰転 三度目の正直？

【シカゴコーン　日足】

昨晩のUSDA作柄報告で予想以上の作柄良好で大幅下落。米中貿易懸念も影響した模様。

作柄　「優」「良」79％　予想72％　（昨年同期65％）
作付け進捗　92％（平年90％）
発芽率　72％（平年69％）

東京とは異なり完全に崩れたとはまだ言えず・・・。シカゴ12月限（新穀）の安値は基準線415.88ｾﾝﾄを維持。あと一手欲しいところ。



【東京とうもろこし　日足】

東京は新値足が陰転しました。前回5/12のセミナーで週明け「売ってみたい」と宣言して週明け5/14に一部のお客様にご提案して売っていただきましたが、結果その日の足が陰の極となり反転し見事に持ち上げられました・・・。その日は陰転を見越しての『売り』でしたので早とちりの典型です。今回3度目の正直で陰転となりました。『売り』建値まで下げてきてくれましたが、どうなるか？方針は売り玉維持。

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東京金 欧州ブレグジットとの違い

【NY金　日足】

イタリア政局不安でユーロ安のドル高。昨日お客様から英EU離脱（ブレグジット）のとき金は買われたのに今回は何で買われないの？との質問がありました。そこでユーロとの推移を検証してみました。

2014年一足先にテーパリングに向かっていた米国から遅れて量的緩和を導入を検討している欧州ECB。市場は出口に向かうドルを買い金融緩和を始めるユーロを売りドル高ユーロ安が続きました。2015年欧州ECBは金融緩和を始めます。2016年6月に英EU離脱が決定され金融緩和がおこなわれている欧州では緩和マネーは挙って金に集中しました。しかし現在欧州ECBは昨年2017年4月からテーパリング（緩和縮小）をおこなっており2018年9月に終了する行程になっています。つまり今後金融政策は出口に向かい金融政策を正常化（利上げ）しようとしています。2014年とは違い米国の利上げペースと欧州の利上げペースの比較で金利差の思惑が働きます。金利の上昇余地が多いほうは？
イタリア、スペインの政局問題は確かに不安要素ではありますが、かつてギリシャ発の南欧危機のときのイタリア国債利回りは7％を超える水準まで上昇しましたが、昨日のイタリア10年国債利回りのピークは3.42％。米国財務省高官は米市場に至ってはシステミックリスクはないと発言しています。
またユーロについてファンドポジションの視点からみると

明らかに昨年ECBがテーパリングを開始してから買われていた投機ポジションの巻き戻しです。9月にテーパリングを終了し利上げに向かう行程に変化がなければいずれユーロ安の動きは止まってくると考えます。
しかし、金は直近ではまだ切り返す力もなく持ち合いと予想します。予想レンジは1,310～1,280ドル。

【東京金　日足】

直近安値を下回り陰転5本目。底打ち感はまだないと考えています。予想レンジは4,570～4,510円。

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欧州リスクから米追加利上げ見通し急低下

おはようございます。

米株式はイタリア政局不安を理由に大幅下落。イタリアで「五つ星運動」「同盟」の連立がEU離脱派の財務相の擁立を伊マッタレッラ大統領が反対し、連立は8～9月に再選挙をしてさらに勢力を拡大しようとしています。さらに米トランプ政権は中国への制裁を6/15までに公表するとしてリスク回避の動きが加速。一時500超ドルの下げをみせNYダウは前日比391.64ドル安の24361.45ドルで引けています。ドル円も欧州政局リスクでリスク回避の円買いが進み108円台後半。米長期金利は大幅に低下。株売り債券買いの動きから米10年国債利回りは2.78％まで低下。ただファンドポジションを通してみれば過去最高水準に膨らんでいた売りポジションの買戻しの動きとみることができます。


米FEDウォッチでは利上げ見通しが急低下。
6月見通し2回目（1.75～2.00％）が73.8％
9月見通し2回目（1.75～2.00％）が50.9％　3回目（2.00～2.25％）が35.4％
12月見通し3回目（2.00～2.25％）が40.3％　4回目（2.25～2.50％）が12.6％

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東京金 下落の一途

【NY金　日足】

NYドル建て価格は1300ドルを割り込んだところでチョコチョコした動き。次の中心限月8月限では1,300ドルをなんとか維持している様子。先週に米朝会談が破談となり1,300ドルを回復した際、NY総取組高は47万枚台に減少。パターンからすれば膨らんだショートの買戻しが出たと推測されます。しかし新規で買い進まれる様子も見られない状態。ここにきてイタリア、スペインの政局不安から債券利回りが急騰しておりユーロにとってはマイナス要因が強くなっています。ドル高ユーロ安の動きでユーロの下値がどこまであるか不安は高まる一方、ドル円ではリスク回避からの円買い圧力が強まっています。1,310～1,280ドル。


【東京金　日足】

東京は海外安、円高のWショックで直近安値を下回っています。週末レポートでもお伝えしましたが、東京日足の一目均衡表遅行線が先週実線を割り込み、現在は雲下限に沿った動きになっています。この雲下限は今から約2週間は下向きが続いていますので、キッカケがないと沿った動きが続く展開が予想されます。円高か？海外安か？北朝鮮を巡る動き、イタリア・スペインの政局不安など不安定要因がまだ多く、ましてや米FOMCが控えているとなれば上値の笠はなかなか消えず・・・。予想レンジは4,575～4,520円。

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米朝会談実現なるか？

おはようございます。

今朝は米朝会談実現の可能性が再浮上してドル高円安の動き。


【今週の予定】
米2018年FOMCメンバー

5月28日（月）	＜国内＞ 5月末権利取り最終売買日 ＜海外＞ 米国市場休場「Memorial Day」
5月29日（火）	＜国内＞ 4月失業率･有効求人倍率(8:30) 40年国債入札(12:35) ＜海外＞ 米ブラード・セントルイス連銀総裁講演(13:40) 仏5月消費者信頼感(15:45) ユーロ圏ビルロワドガロー仏中銀総裁講演(16:45) ユーロ圏ビスコ伊中銀総裁講演(17:30) ユーロ圏メルシュECB理事講演(18:30) 米3月S&Pｹｰｽｼﾗｰ住宅価格指数(22:00) 米5月CB消費者信頼感指数(23:00) 米5月ダラス連銀製造業活動指数(23:30) ユーロ圏ラウテンシュレガーECB理事講演(30日0:30) ユーロ圏クーレECB理事講演(30日1:00)
5月30日（水）	＜国内＞ 黒田日銀総裁2018年国際コンファレンスで挨拶(9:00) 5月消費動向調査(14:00)  ＜海外＞ 仏1-3月期GDP速報値(15:45) 独5月失業率(16:55) ユーロ圏5月経済信頼感(18:00) ユーロ圏5月消費者信頼感確報値(18:00) 経済協力開発機構(OECD)経済見通し公表(18:00) 独5月消費者物価指数速報値(21:00) 米5月ADP雇用統計(21:15) 米1-3月期GDP改定値(21:30) 米1-3月期個人消費改定値(21:30) 米1-3月期GDPﾃﾞﾌﾚｰﾀｰ改定値(21:30) 米1-3月期ｺｱRCEﾃﾞﾌﾚｰﾀｰ改定値(21:30) 米4月卸売在庫速報値(21:30) 米地区連銀経済報告【ベージュブック】(31日 3:00)
5月31日（木）	＜国内＞ 4月鉱工業生産(8:50) 2年債入札(12:35) ＜海外＞ G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダ ～6/2) 英5月GfK消費者信頼感(8:01) 中国5月製造業PMI(10:00) 中国5月非製造業PMI(10:00) 西1-3月期GDP確報値(16:00) 英4月消費者信用残高(17:30) ユーロ圏4月失業率(18:00) ユーロ圏5月消費者物価指数(HICP)速報値(18:00) 米ブラード・セントルイス連銀総裁講演(19:00) 南ア4月貿易収支(21:00) 米新規失業保険申請件数(21:30) 米4月個人所得・個人支出(21:30) 米4月ｺｱPCEﾃﾞﾌﾚｰﾀｰ(21:30) 米5月シカゴ購買部協会景気指数(22:45) 米4月中古住宅販売仮契約指数(23:00) 米EIA週間原油在庫(1日0:00) 米ボスティック・アトランタ連銀総裁講演(1日1:30) 米ブレイナードFRB理事講演(1日2:00)
6月1日（金）	＜国内＞ 1-3月期法人企業統計(8:50) 5月新車販売台数(14:00) ＜海外＞ 中国5月財新(Caixin)製造業PMI(10:45) 仏5月製造業PMI確報値(16:50) 独5月製造業PMI確報値(16:55) 伊1-3月期GDP確報値(17:00) ユーロ圏5月製造業PMI確報値(17:00) 英5月製造業PMI 米5月雇用統計(21:30) 米5月ISM製造業景況指数(23:00) 米4月建設支出(23:00) 米5月新車販売台数

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