イタリア政局不安でユーロ安のドル高。昨日お客様から英EU離脱(ブレグジット)のとき金は買われたのに今回は何で買われないの?との質問がありました。そこでユーロとの推移を検証してみました。
2014年一足先にテーパリングに向かっていた米国から遅れて量的緩和を導入を検討している欧州ECB。市場は出口に向かうドルを買い金融緩和を始めるユーロを売りドル高ユーロ安が続きました。2015年欧州ECBは金融緩和を始めます。2016年6月に英EU離脱が決定され金融緩和がおこなわれている欧州では緩和マネーは挙って金に集中しました。しかし現在欧州ECBは昨年2017年4月からテーパリング(緩和縮小)をおこなっており2018年9月に終了する行程になっています。つまり今後金融政策は出口に向かい金融政策を正常化(利上げ)しようとしています。2014年とは違い米国の利上げペースと欧州の利上げペースの比較で金利差の思惑が働きます。金利の上昇余地が多いほうは?
イタリア、スペインの政局問題は確かに不安要素ではありますが、かつてギリシャ発の南欧危機のときのイタリア国債利回りは7%を超える水準まで上昇しましたが、昨日のイタリア10年国債利回りのピークは3.42%。米国財務省高官は米市場に至ってはシステミックリスクはないと発言しています。
またユーロについてファンドポジションの視点からみると
明らかに昨年ECBがテーパリングを開始してから買われていた投機ポジションの巻き戻しです。9月にテーパリングを終了し利上げに向かう行程に変化がなければいずれユーロ安の動きは止まってくると考えます。
しかし、金は直近ではまだ切り返す力もなく持ち合いと予想します。予想レンジは1,310~1,280ドル。
【東京金 日足】
直近安値を下回り陰転5本目。底打ち感はまだないと考えています。予想レンジは4,570~4,510円。
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