2014年2月24日月曜日

「金」2013年1月以来の売り越し

おはようございます。
今週からは暖かくなる気配です。

週末は大きな経済指標もなく、引き続き日米金融政策の違いからドル高円安の流れが継続。ドル円102.50円、NYダウ16103.30(-29.93)ドルと方向性のない動き、NY貴金属はテクニカル上の流れか、しっかりした動きとなりNY金1326.6(+6.7)ドル、NY銀2178.2(+9.8)セント、NY白金1427.9(+15.4)ドルで引けています。

【2/21発表 CFTC建玉明細 ~2/18現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    16,736    96,520    -79,784
NY金       164,478    79,847   84,631 
NY銀        40,506   16,971   23,535     
NY白金      43,167    9,709   33,458
NYパラジウム  23,454      6,126     17,328
NY原油     512,044     95,603    416,441
CBOTコーン  352,188   298,684    53,504
CBOT大豆   277,727    78,396     199,331

「金」「銀」「原油」「コーン」の買い越し増加が顕著です。先週の値動きにそのまま表れています。

「東京金」は夜間立会いで再び高値を取り、更新。もう一段上昇し、トップアウトしているヒストグラム(MACDとシグナルの乖離)が再び拡大していくのかどうか・・・、流れは俄然、買い方優勢となっています。「NY金」では2/18の高値1332.4ドルはまだ取りきれず。

金のフロアポジションは更に売り越しが拡大。ここまで売り越しが増加したのは2013年1月以来。当時は先限12/21の4,433円から2/7の5,081円まで29営業日で+648円の上昇相場でした。
果たして今回は・・・?

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今週の予定

ソチ五輪も終わり、週末月末の週です
寒波の影響で悪い指標に対してポジティブな米株だが、
住宅関連の指標に注目したい
このところの住宅指標は、寒波の影響のある東側より
西側の方が悪いように感じる住宅関連の指標には
気を付けたい

24日(月)
独Ifo景況感指数(2月)
ユーロ圏消費者物価(1月)
グリーンスパン元FRB議長、講演

25日(火)
米消費者信頼感(2月)
米S&Pケースシラー住宅価格(12月)
欧州委員会、経済見通し公表
ラガルドIMF専務理事、講演

26日(水)
米新築住宅販売件数(1月)
ボストン連銀総裁・クリーブランド連銀総裁、講演

27日(木)
米耐久財受注(1月)
米新規失業保険申請件数(22日までの週)
ドラギECB総裁、講演
イエレンFRB議長、上院銀行委員会で証言
アトランタ連銀総裁・カンザスシティー連銀総裁、講演

28日(金)
黒田日銀総裁、講演
日本雇用統計・全国消費者物価・鉱工業生産(1月)
ユーロ圏失業率(1月)
ユーロ圏消費者物価・速報(2月)
米GDP改定(第4四半期)
米中古住宅販売成約指数(1月)
米ミシガン大学消費者信頼感(2月)
カーニー英中銀総裁、講演
スタインFRB理事・ミネアポリス連銀総裁・シカゴ連銀総裁・フィラデルフィア連銀総裁、講演

1日(土)
中国製造業PMI(2月)