今朝は気温はまだ低いですが風もなく、太陽も元気よく私たちを照らしてくれています。
国内は休日をはさみ、本日は2日分の入電。ドル円が大きく動き2日間で1円60銭ほどドル高円安が進行。先週末の米雇用統計発表後の流れ変わらずで早期利上げ観測が強まってきています。NY株式は堅調な地合いが続いており、NYダウは昨日で17862.14ドルと18000ドル手前で足踏み。
【NY金 日足】
早期利上げ観測の高まりからドル高金安。昨年末の安値から今年の高値までの上昇幅の1/2を下回り、2/3の幅までの下げ幅をうかがう流れになっています。11月安値から1月高値までの上昇幅の約1/2の水準です。各国金融政策を見れば、ドル独歩高にならざるを得ない環境ですが、実際米国にとってもドル独歩高は必ずしも歓迎されるものではないはず。ドル高が進んだ状況では、逆に利上げに踏み込んでいくにはリスクも高いと考えますが、FRBはどういう判断を下してくるか。
【東京金 日足】
週末試した1/2押しの水準でうろちょろ。この付近で横ばいなら時間調整となりそうですが、反発にはきっかけが必要か。国内取組高は9万枚を回復して増加してきています。「買い」方針維持。
【東京白金 日足】
金同様にドル高で下落。欧州向け需要が伸びません。しかし、値動きは主導的なものではなく「金」に連動したかたち。
【東京原油 日足】
IEA(国際エネルギー機関)は2020年まで米国での生産増が続き、先進国の原油在庫が過去最高になる見通しを示しています。さらにEIA(米エネルギー情報局)統計の原油在庫が増加し、下落に拍車がかかり、この2日間でWTIは約4ドルの下落。BRENTも約3.70ドルの下げ。
国内はドル高円安で下支えられているため、下げは限定されています。チャート上では目先底打ちしており、調整安場面。41675円の転換線レベルまでの下げは押しと判断しています。
【東京とうもろこし 日足】
USDAはほぼ予想通りでしたが、南米産の生産高がやや上方修正となりました。高値からはやや値を下げていますが、シカゴ小麦価格が中勢上向きになっている可能性もあり下値も浅くなっています。目先方針定まらず。