おはようございます。
桜の花は完全に散った様子で、青々とした新緑の若葉が芽吹いてきました。
米FOMC議事録の公表では、委員会メンバー内では依然利上げペースに慎重な姿勢であったことが確認され、ハト派的な内容でした。米企業決算報告が始まっている米株式市場では前日のアルコアの好決算や、議事録のハト派的内容を受け、安心感もひろがり買い戻されてNYダウは181ドル高と上昇。ドル円は一時101.70円までドル安円高の動きもあった後、現在は再び102円台を回復しています。
「NY金」は立会い中、戻り売り優勢の動きでしたが、議事録公表後に反発し1315.5ドルと高値更新をしています。引値ベースでは前日比-3.2ドルですが、MACD-7.2118、シグナル-7.7563となり、ゴールデンクロスしてきました。東京市場も引値次第では・・・。
値動きとしては持ち合っている状態で、きっかけとなる材料がほしいところです。
【4/9発表 USDA需給報告】
◎米国期末在庫(単位:100万ブッシェル)
今月発表 予想平均(レンジ) 前月発表
コーン 1,331 1,403(1,306~1,478) 1,456
大豆 135 139(131~147) 145
◎世界全体期末在庫(単位:100万トン)
今月発表 予想平均(レンジ) 前月発表
コーン 158.00 157.9(156.5~159.2) 158.47
大豆 69.42 70.30(68.90~71.90) 70.64
コーン・大豆ともに期末在庫は減少。しかしながら、コーンの値動きは「材料一旦出尽くし」と捉えられたようで反落しています。目先はともかく、大局強いことには変わりないものと見られます。