米株式は堅調さを維持。NYダウは前日比8.92ドル高の26680.87ドル。ナスダックは263.90ポイント高の10767.09で6営業日ぶりに史上最高値を更新。米ファイザーや独ビオンテックの治験結果を好感するほか、英アウトラゼネカの治験の結果にも期待が高まりワクチン開発への期待が相場を下支え。またハイテク大手の目標価格がアナリストらに引き上げられたことでIT株が相場をけん引する展開となりました。
またトランプ政権と議会は今月中に新たに約2兆ドル規模の財政出動を検討しており市場も注目しています。7月末には失業給付特例加算、9月には中小企業に対する雇用支援が打ち切りの期限を迎えるため、米政権はこれらを延長するなどの対応を求められており追加支援策をトランプ政権、民主党からそれぞれ案が出されており協議が20日からおこなわれています。ただ7月末までは日数も限られ8月にずれ込むとの指摘もあり協議は難航しそうです。3月以降これまで約3兆ドル弱の財政出動をおこなっており今回実施されると今年の臨時歳出は5兆ドルを超え財政面も綱渡り状態。
【NY金 日足】
対欧州通貨、人民元のドル安を背景として堅調な動きとなっています。8月限セツルメントは前週末比7.40ドル高の1817.40ドルと7/8終値1820.6ドルに迫る上昇。米国では第4弾とされる2兆ドル(約220兆円)規模とされる追加財政出動、欧州では7500億ユーロ(約90兆円)規模の復興基金案が協議されています。いずれも成立には協議難航が予想されますが、金上昇を板支えしている要因と言えそうです。総取組高は7/17現在587,244枚となり増加傾向が続いています。
【東京金 日足】
昨晩夜間立ち合いで前週のレンジだった6250円を上抜け7/9高値6273円に迫る上昇。朝の寄付きは6270円で高寄りスタートし取引開始からはやや利益確定売りが先行している模様。今週東京市場の取引は明日の日中立ち合い15:15で終了し4連休を迎えることから追随買いよりも手じまい売りが優先されますがNY市場も高値追いの展開になっていることから連休明けの上昇の可能性が高いと考えています。米国のみならず世界各国でも支援策の期限が課題となっておりコロナ感染拡大の傾向が止まない中、再び追加財政支援策に市場が注目してきています。「出たら終い」となるまで財政出動が決定されるまでは期待で買われる展開となるか?
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