おはようございます。
米株式はダウが史上最高値を更新。終値は前日比65.44ドル高の41240.52ドル。取引中の最高値は41420.05ドルと7/18以来、約1ヶ月ぶりに最高値を更新しました。週末のジャクソンホール会議で米パウエルFRB議長の「政策調整をすべき時が来た」と9月FOMCで利下げすることを示唆し、景気敏感株や消費関連株に買いが入った模様。ただエヌビディアの決算発表を翌日に控え目先の利益確定売りやハイテク株は手控えられた様子。ナスダックは前日比152.028ポイント安の17725.765、S&P500は前日比17.77ポイント安の5616.84。FEDウォッチでは9月利下げはほぼ100%織り込んでいます。そのうち50pb引き下げが28.5%(前日36.0%)、25bp引き下げが71.5%(前日64.0%)とやや前のめりの予想だったものが現在では後退。9月18日FOMCでは概ね25bp引き下げがコンセンサスに。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】
《 米実質金利とNY金価格の推移 》
【金標準先物 日足】NY金12月限は週末を跨いで2日続伸。清算値(セツルメント)は前日比8.9ドル高の2555.2ドル。米国利下げ観測、中東情勢緊迫が材料となり堅調な動き。国内円建てのOSE金標準先物6月限は円高に押され4営業日続落後、5日ぶりの反発となり11:00現在、前日比47円高の11711円で推移しています。米利下げ観測が強まってきていることで米実質金利が徐々に低下していることは今後「金」が買われる大きな要因となりそうか?本日が2024年8月限の納会となり、明日朝、期先2025年8月限が発会しますが、大幅な証拠金引き上げ後に急減した国内総取組高は38,000枚割れの37,923枚(8/9)をボトムに39,131枚(8/26)まで、まだわずかにしか増加していません。1枚50万円を超える委託者証拠金でありますが一時の1枚75万円を超える金額から引き下げられたことで、新しい限月に9月ラリーに向けた新規の買い参入は増えてくることが予想されます。
【白金標準先物 日足】
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