おはようございます。
前日の米パウエルFRB議長発言により大幅高となった米株式でしたが、この日は利益確定売りが優先される展開。ISM製造業景気数は2年半ぶりに50を下回り利確を促した様子。NYダウは前日比194.76ドル安の34395.01ドル、金利低下で収益率が高まるナスダックは前日比14.454ポイント高の11482.49、S&P500は前日比3.54ポイント安の4076.57。インフレへの警戒感も和らぎ米長期金利も低下し米10年国債利回りは3.510%。ターミナルレート(利上げ到達点 )予想も5.00%を下回ってきました。
【NY金2月限一代足 日足】
【金標準先物 日足】《OSE投資部門別建玉内容 金》NY金中心限月となる2月限は前日比55.3ドル高の1815.2ドル。NY期近つなぎ足で1800ドルを超えたのは8月中旬以来となり200日移動平均線の上抜け寸前に(つなぎ足では上抜け)。パウエル議長の発言により12月FOMCでの利上げ幅縮小の可能性が濃厚となり米長期金利低下とともに米実質金利も低下しています。加えてISM製造業景気指数が50を下回る低下となりリセッション(景気減速)への懸念も安全資産としての「金」の価値が見直される動きとなってきました。一方、円建て金価格は1ドル135円台へと進む円高ドル安によって上値が抑えられ、ここ数日のレンジ横這い推移となっています。ただ円相場の円高ドル安進行もチャート上は行き過ぎの水準でRSIは30%割れまで達しておりきっかけ次第では反転も近いか?【NY白金1月限一代足 日足】
【白金標準先物 日足】《OSE投資部門別建玉内容 白金》NY白金中心限月1月限は前日比15.6ドル高の1054.9ドルで直近の終わりベース高値1055.0ドル(11/10)に一文届かったものの面合わせの水準まで上伸。NY総取組高は11月の調整安時にも大きく減少することなく再び切り返してくる中で増加傾向を辿っています。金同様、円建て価格は円高ドル安が上値を抑えることとなっていますが、4300円台で地を固めて反発してきている印象です。国内投資部門別建玉内容では11/14からの約370円/gの値下がりで一般個人玉の売り越しポジションは解消できずになっていることが確認できます。4000円前後から売り越しているポジションは4300円割れでも解消できずに終え再び価格が持ち上げられています。200日移動平均線を上抜けている水準では投機筋は買い目線でポジションを取ってきていることが推測でき、上昇の勢いが徐々に強まるものと見ています。
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