米株式はハイテク株が主導し上昇。米2月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回るインフレが示されましたが、年内利下げへの転換は既定路線との見方に大きな変化はなく株式市場には安心感が広がっています。NYダウは前日比235.83ドル高の39005.49ドルで2日続伸、ナスダックは前日比246.362ポイント高の16265.636で反発、S&P500は前日比57.33ポイント高の5175.27で史上最高値を更新する上昇となりました。
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金4月限は前日比22.5ドル安の2166.1ドルで9営業日ぶりに反落。連日の高値更新で2200ドルを超えた3/8のNY総取組高は534,119枚に達しています。その後の11日は529,474枚、昨晩の12日は推定で516,592枚と若干減少。米CPIが予想を上回っていたことでドル高が買われ米長期金利が上昇し、NY金には利益確定売りに押された様子。しかし年内5月?6月?の米利下げ開始の見方は根強く底堅さを見せています。OSE金標準先物2月限は10200円台前半を維持し、14:55現在前日比71円安の10246円で推移。OSE市場は高値買い付き型ではないため上昇過程では買い方の利益確定売りが目立ち総取組高は1万円の大台になってから4万枚を割り込むほどに取組高は減少。過熱なき上昇となっています。【OSE白金標準先物 日足】
昨日12日のOSE白金標準先物の出来高は25,550枚の大商い。4400円をレンジ上限とみた買い方の利益確定売りが上値を抑えました。下値は4300円割れで拾われる展開を繰り返してきていますが、いよいよもって4400円を超えるか注目。
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