2日の米株式はナスダック、S&P500が史上最高値を更新。6月ADP雇用統計の結果は-3.3万人と市場予想の+9.8万人を大きく下回り、労働市場の鈍化が示され、今晩3日に発表される米6月雇用統計も悪い内容からFRBが早期の利下げに踏み切るのでは?との観測が強まりました。金利低下に強いナスダックが上昇し、景気後退懸念からNYダウは上値が抑えられたかたち。NYダウが前日比10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックが前日比190.241ポイント高の20393.129、S&P500が前日比29.41ポイント高の6227.42。ドルは米雇用統計に対する見通しや、また前日にトランプ減税・歳出法案が上院を可決したことで米連邦債務が拡大する懸念から売られ、ドル円は144円台から143円台へとドル安円高の動き。また米トランプ大統領が相互関税をめぐる貿易交渉において日本に対して圧力をかける発言があったことも円高要因に。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】2日のNY金8月限セツルメントは前日比9.9ドル高の3359.7ドルで3日続伸。3日に発表される米6月雇用統計では内容が悪化する見通しがコンセンサスになっており、米早期利下げ観測が下支え要因になっているようです。米トランプ歳出法案の成立も米財政赤字を拡大させる要因であり「金」にとっては上昇を後押しする大きな材料と言えます。本日3日のOSE金標準先物6月限は前日比118円高の15674円で日中取引を終え、6月からのレンジ中間値を回復。6月期末を経過しての上昇は押し目完了と判断してもよいかも…?
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 本日のOSE白金標準先物6月限は大幅に上昇し、前日比229円高の6211円で日中取引を終えました。先限つなぎ足で6/26の終値6134円を上抜き、直近での終値ベースの高値を更新しました。取引中高値は6319円(6/27)はありますが、終値で高値更新することによって市場を巡っている資金が大きく動きます。これによって上昇時の高値更新はさらに大きく上昇するきっかけとなります。6月末に値下がりした分をいっぺんに飲み込んでしまう上昇となり、6月の騰勢はまだ衰えていないとみられます。
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1/25(東京) 講師:水上紀行
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10/19(東京) 講師:水上紀行
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