清原和博氏のニュースにはたいへんショックを受けております。残念でなりません。
米株式は序盤米景気の先行き不透明感から下落。ISM非製造業景況指数も尾幅に市場予想を下回りました。その後ダドリーNY連銀総裁が市場の混乱により成長見通しを変更する可能性を示唆して利上げペースが緩やかになるとの見方が台頭。為替はドル安、ユーロ高、円高が進行。ドル円は日銀のマイナス金利導入前の水準も下回り117円前半まで円高ドル安 。しかし原油価格が踏み上げを誘う大幅となって株価も上昇。NYダウは前日比183.12ドル高の16336.66ドル。株価上昇で債券は売られ米10年国債利回りは1.89%に上昇。
【NY金 日足】
NY連銀ダドリー総裁の発言で利上げが先送りになる可能性が高まりドル安とともに上伸。高値は1146.2ドル。ADP全国雇用者数は20万5000人と内容は悪くありませんでしたが1月から続く利上げ観測の後退がより高まってきています。流れは当然上向いていますが、利上げ観測後退の賞味期限もそろそろ警戒するところまで来ているかもしれません。先週からも20ドル以上上昇をしてきておりCFTC建玉明細では10万枚近い買い越しの水準まできていることを想像すると目先、山の頂上は見えてきています。予想レンジは1150~1125ドル。
【東京金 日足】
ドル建て上昇も円高で打ち消されてしまっています。4200円台では押し目買い意欲は強まると思われますが、4300円を越える水準では戻り売り圧力も強まってくることも考えないといけない時期かもしれません。予想レンジは4370~4280円。
【東京白金 日足】
2日間の押しを経て反発。円高圧力は重しですが、原油価格が大きく反発。もう一度上値トライの展開が予想されます。予想レンジは昨日と変わらず3440~3240円。直近高値3418円(2/2)越えを期待。
【東京ドバイ原油 日足】
昨晩のEIA統計では原油在庫は前週比779.2万バレル増加の5億271万バレルと市場予想を大幅に上回りました。取引時間中一時下落場面もありましたが、終盤は急反発。供給過剰感は否めませんが相場の材料としての影響力は明らかに低下しています。185万枚の取組高は上昇を望むものであり昨日のような振るい落としもこなしながら強い値動きに基調転換してるといえそうです。GSからは第4四半期にWTI46ドル、BRENT48ドルとの見通しが示されています。予想レンジは27900~23700円。
【東京とうもろこし 日足】
インフォーマ社は2016年米国作付け見通しを8890万エーカーとし前年実績から87万エーカー上回る予想。南米ブラジル、アルゼンチンの生産高予想も上方修正しており上値を圧迫。国内チャートは本日下げて終わるようですと、目先売り転換です。
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