おはようございます。
朝から20℃を超えもう夏の朝。
米小売売上高の発表を受け、米早期利上げ観測が後退し、ドル売り円買いの動き。ただ長期金利は上昇しており、10年物国債利回りは2.29%。
【NY金 日足】
直近のレンジは上抜けた様子ですが、3月以降の高値1,220ドル手前までの動きです。先週膨らんだショートポジションを解消していると思われますが枚数の規模から言えば、続伸の可能性は低いと見ます。
【東京金 日足】
NY同様、3月以降の高値までは届かず、ここが精一杯と見ます。本日フロアポジションは売りの手口が圧倒的に多く、ポジションとしては若干の売り越しに転じそうです。ボラティリティが急上昇するとは考えがたく売りスタンス変わらずで見ています。
【東京白金 日足】
「金」と同じように反発していますが、力強さはありません。フロアポジションも大きな変化はなく手の内の高値買いの回復を待つ状態。もう少し時間が必要となるか・・・。
【東京原油 日足】
今週はAPI、EIAともに米週間原油在庫は減少。当然買い材料となりますが、先週の高値までは取り切れず。先日指摘した日柄的要素も十分考えられそうです。
【東京とうもろこし 日足】
昨日、国内ではファンド機関店からの売買が見られませんでした。連日売りを積み増してきていましたが、TOTALでは7,700枚以上の売り越し残となってきており市場の占有率はかなり高くなってしまっています。引き続き手口に注目は必要ですが、ファンダメンタルズではなかなか買う材料が出て来ていません。