コーン 往って来い

おはようございます。

昨日も上院でイエレンＦＲＢ議長の発言がありましたが、前日の重複で材料視せず。米株式は前日の流れを継いで堅調。ＮＹダウは前日比20.95ドル高の21553.09ドル。今晩に米小売売上高、消費者物価指数、大手金融機関の決算などが控えており注目。ドル円はドル売り圧力が続き113円を挟んだ動き。米長期金利は若干上昇。米10年国債利回りは2.35％。


【ＮＹ金　日足】

 昨晩は小動き。ＳＰＤＲ金ＥＴＦ残高は3.55トン減の828.84トン。今晩の米経済指標に注目があつまります。7/12現在で取組高は491,438トンまで増加しました。取組高の推移から見れば今年のほぼＭＡＸに近い水準であり、1,290ドル台の高値水準で膨らんだ取組高を考慮すると現在売られてきた流れもここらで折り返す可能性が出てきたように感じます。イエレン議長の議会証言を終えたことでひとまず一服かもしれません。今晩の経済指標がきっかけとなるかどうか。予想レンジは1,235～1,195ドル。


【東京金　日足】

国内取組高は85,000枚を越えてきています。フロアでは買い越しが少しずつ増加。いまだレンジ内の動きは変わらず。上値抵抗は遅行線から見た実線付近。予想レンジは4,470～4,390円。


【東京白金　日足】

 買い方の期待が削がれる下落。特に何があったとういうわけではないようです。フランスでは2040年以降ガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止になります。欧州では一足先にドイツも2030年以降の内燃機エンジンの新車自動車販売は禁止にしています。世の中の流れがＥＶカーに移行していく流れで需給構造が大きく変化していきます。そんなことも価格低迷の原因なのかもしれません。予想レンジは3,350～3,280円。


【東京ドバイ原油　日足】

 中国の原油輸入量が前年同期比で増加。需給緩和感が後退してＮＹ原油も続伸です。今晩米ＣＰＩの発表がありますが、前月ＣＰＩ悪化により原油価格が下げましたので今晩の発表に注目です。予想レンジは35,300～33,100円。


【東京ゴム　日足】

 上海市場では中心限月の移行期間。チャートから見ると横ばいの動きですが時間経過で遅行線が実線上で推移するようになってきています。売り方のペースだった流れから転換期？


【東京とうもろこし　日足】

やっと動き出したと思ったところで上下激しいエレベータ相場。シカゴもほぼ往って来いの相場で、ファンドポジションが短期間で大きく変動していることが予想されます。
天候の面から相場を見て、高温乾燥を買いにいき週前半の気温ピークは予想していたもののＵＳＤＡは個人的にはサプライズで結果「買い」ポジションが曲がってしまいました。一日待つことができなかったのは反省点です。

 コーンベルト南部に降雨が見られます。

本日最高気温予想。

 気温低下、降雨が売られた要因と思われます。

 三連休明け火曜日の最高気温予想

 再び気温が上昇してくるようです。

やや遅れ気味のシルキングに高温乾燥が加わると作物に大きな影響を与えます。今回据え置かれた単収も来月はまだ変化してくる可能性もあり買いポジション維持でみていく方針。

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