おはようございます。
昨晩発表された5月NY連銀製造業景況指数は市場予想を大幅に下回り-31.8に低下。米債務上限を巡る問題で6月に債務不履行(デフォルト)に陥るリスクを警戒し株式市場は売りが先行する展開。一巡後プラス圏に転じたものの重たさの残る動きでした。NYダウが前日比47.98ドル高の33348.60ドル、ナスダックは前日比80.466ポイント高の12365.209、S&P500は前日比12.20ポイント高の4136.28。米バイデン大統領と共和党マッカーシー下院議長の会談が16日におこなわれる予定。協議の進展がみられるか否か注目されます。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比2.9ドル高の2022.7ドル。米債務上限を巡る協議の進展具合に警戒ながらも先行き不透明で方向感に乏しい動き。昨日円建てのOSE金標準先物はドル高円安に下支えられ8800円台を回復しました。終値ベースでの高値(8819円)を終値で超えることはできませんでしたが、価格は付近で高止まりしている状態。上抜けの気配をうかがう展開か?【白金標準先物 日足】
昨日15日にJM(ジョンソン・マッセイ)、WPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)から白金需給報告が発表されています。共に2023年の供給不足を指摘しています。主に南アの電力供給問題による生産能力の低下、自動車関連需要の増大が理由としてあげられています。OSE白金標準先物も高止まりの状態。
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