米株式はリスク回避の動き。NYダウは前日比47.81ドル安の21136.23ドル。8日のコミー元FBI長官の議会証言を控えて売りが先行。ドル円もリスク回避の動きから円が買われており110円を割り込み109円台前半へ下落。米長期金利はトランプ政権誕生前の水準まで低下。米10年国債利回りは2.15%。
FEDウォッチは6月利上げ(今年2回目)予想95.8%、9月追加利上げ(今年3回目)予想18.9%、12月追加利上げ(今年3回目)予想37.2%。
【NY金 日足】
SPDR金ETF残高が増加。前日比+4.16トンの855.16トンで5月のMAXを超えました。6/5時点の総取組高は467,718枚と上昇しながらの増加。年初来の高値を更新して次の目標は米大統領選前の終値ベース高値1308.2ドルとなります。8日に政治的イベントが多くそれに向けてリスク回避が強まっているのが上昇の要因。相場は常に先取りですので「こうなるかも・・・」「こうなったら・・・」と思っているときがピークです。ひとまずの山は9合目か・・・。予想レンジは1,305~1,275ドル。
【東京金 日足】
GW前の高値4,533円を越えた事でやや買い方の顔ぶれに変化が見えます。基本的に一般投資家の手口は売り越しとなっていますが、終値ベースで4,540円を越えてくると市場の景色が変わってきます。手の早い方は売り越しのリスクを回避する動きに出ます。ファンダメンタルズで行けば明日8日がピークになる可能性がありますので、利食いを先行させておきたいところと考えます。予想レンジは4,555~4,520円。
【東京白金 日足】
貴金属でも「金」とはやはり異なる動き。圧倒的な一般投資家の買いポジションのため持ち合いを越える追随買いが出てこないようです。買い方は上昇を待っているだけ・・・。「金」に連れ高の可能性もありますが、白金主体の買い材料には乏しく長く続く展開にはなりづらいと判断しています。予想レンジは3,430~3,340円。
【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の週間原油在庫は前週比462万バレルの減少。市場予想350万バレル減少を上回る減少幅。カタール断交についてはカタールも引き続き協調減産に取り組むことを表明しており大きな影響はないようですが、ドル安の動きからNYでは割安感が出ています。先月の安値を割り込んだ東京市場ですが下落トレンドに発展はないと考えます。予想レンジは36,000~33,500円変わらず。
【東京ゴム 日足】
下げに歯止め掛からず。現在の期近2本は300円の買い玉が存在し、期中2本も250円以上の買い玉が存在します。まさに当初に予想した敗戦処理の相場展開。切り返しを狙うのは「まぐれ当たり」を狙うようなものかもしれません。セミナーで申し上げた在庫推移に注目です。
【東京とうもろこし 日足】
シカゴがやや水準を上げてきています。米産地の乾燥天候が材料となっており、ドル安も手伝ってドル建てでは割安感が出てきているようです。CFTCから見てもファンドの売り越しは残っておりキッカケとなれば・・・。
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