おはようございます。
本日は2021年で最も大きく見える満月「スーパームーン」で今晩は皆既月食が観察できます。
米株式は反落。取引開始序盤は米長期金利の低下を受けて堅調なスタートでしたが、最高値に近づいていることで高値警戒感が強まり利益確定売りが広がったことや、また利ざや低下で金融株などが売られ値を削りました。NYダウは前日比81.52ドル安の34312.46ドル。ナスダックは前日比4.00ポイント安の13657.17、S&P500株価指数は前日比8.92ポイント安の4188.13で主要3指数とも反落となっています。
FRB高官が数名インフレについて言及。米エバンス・シカゴ連銀総裁は「金融緩和策を完全に支持」「2022年以降の高インフレ持続のリスクは低い」とし、またクォールズFRB副議長、クラリダFRB副議長はいずれも「インフレ圧力は一過性のもの」とし、「もし上昇圧力が続いても対処する手段がある」とこれまでの一貫したFRBの姿勢を表明しています。これにより早期金融緩和縮小観測が後退し米長期金利が低下。米10年国債利回りは1.560%に低下。また米2年債入札は堅調に終え需給の堅調さが確認されています。
【金標準先物 日足】
【金標準先物 4月限240分足】NY金が1900ドルに達しています。NYの中心限月は6月限から8月限に移行してきており8月限セツルメントは前日比13.8ドル高の1900.5ドル。今年年初1月以来の1900ドル台。早期の金融緩和縮小観測が後退して米長期金利が低下しドル安を背景とした上昇。国内は直近高値を更新し6600円台に入ってから上昇ペースを速めています。国内は5月に入り6200円から①約200円②約200円の上昇を経て③の上昇の動きで同じく200円幅を狙えるか?。欧米でのETF市場への資金流入が強まってきており更なる上昇をねらいたいところ。
【白金標準先物 日足】
昨日の遅行線が4/14の実線に当たり実線通りに本日は反発に転じてきました。遅行線が実線に沿う流れになる展開であれば今後はじり高の展開を期待しますが、高騰する金に比べ買われやすい分、取組が重たい印象。NYでは1200ドル回復に向かい足場を固めて1250ドルを目指していくとみられます。ドル安が白金相場にも上昇しやすい環境となりますので、再度4400円抜けトライに向かうとみられますが、少し時間がかかるか?
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