おはようございます。
米国では25日感謝祭からの飛び石連休前の商いとなり、米株式は小動きとなりました。NYダウは前日比9.42ドル安の35804.38ドル、ナスダックは70.088ポイント高の15845.226、S&P500は10.76ポイント高の4701.46で終了。米経済指標は相次ぎ、米新規失業保険申請件数は52年ぶりの低水準となる19.9万件、7-9月期GDP改定値も速報値から上方修正される前期比2.1%となり景気回復の好調さが示されています。物価関連指標である米10月個人消費支出ではインフレ値が上昇。PCEデフレータは9月の前年比4.4%から5.0%、食品・エネルギーを除くPCEコアデフレータも9月の前年比3.6%から4.1%と先に発表された消費者物価指数などの物価関連指標と同様にインフレ圧力が上向きになっていることが示されました。朝方発表された米11月FOMC議事録では一部の当局者がテーパリング加速を支持。高インフレが続いた場合にはテーパリングを加速させ利上げへの準備をする必要があるとの指摘がされています。11月FOMC会合後に米消費者物価指数などの物価関連指標ではインフレ圧力の高まりが示されていましたが、今後もFRBはインフレ圧力を注視しながら金融政策を柔軟に変更していく姿勢を続けていくこととなります。ただ昨晩は感謝祭前にポジション調整も進んでいたのか終始小動きで市場での反応は限られていたようです。
【金標準先物 日足】
NYは2日続落後の商いとなりましたが翌日に感謝祭の休日を控えほぼ横ばいの動きでした。22日・23日とNYでは約50万枚の出来高で大商いを2日続け、23日時点で総取組高はさらに減少して559,823枚。11月FOMC後、米雇用統計を受けて買い進んだ水準は維持していますが、CPI後に買い進んだ投機筋の買いポジションは一旦解消されたとみられます。今晩の感謝祭を終えると米国では年末商戦が本格化してくる時期となり、消費旺盛が確認されると株式市場では年末ラリーの動きが強まる可能性が出てきます。株式市場のリスクはこれからもインフレ圧力が意識されるため一定の「金」へのヘッジニーズは残るものと思われます。【白金標準先物 日足】
9月から10月にかけて押し上げてきたのは買戻しが中心でした。3900円を超えてから積極的な買い手口が少しずつ現れ出したところで冷や水をかけられた相場の展開。ただ自動車生産も各メーカーは来年に向けて生産台数を回復させていく見通し。下値を切り上げ相場を回復させていくとみられますが、リスクは欧州コロナ感染拡大。欧州関連報道には注視。ドイツでは新しく選挙で第1党となった社会民主党(SPD)を中心に連立合意がなされ明るいニュースも。
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