おはようございます。
日銀が来週開催される(13・14日)日銀金融政策決定会合にて、長期国債購入の買い入れ減額を具体的に検討する公算が大きいとの報道から、ドル円相場が昨日、1ドル156円を割り込み1ドル154.54円まで急速に円高の動きとなりました。米経済指標では4月雇用動態調査(JOLTS)でも求人数が大幅に落ち込み、週末の米雇用統計を控えてドル売りの動きも重なっています。米株式は早期利下げ観測かによって堅調な動きを維持。NYダウは前日比140.26ドル高の38711.29ドル、ナスダックは前日比28.378ポイント高の16857.047、S&P500は前日比7.94ポイント高の5291.34。
【OSE金標準先物 日足】
NY金8月限が前日比21.9ドル安の2347.4ドル。ドルが対ユーロで買われたことがドル建て価格の下げの要因となったようですが、2300ドル前半はレンジ下限レベルでの動きとなり時間外では下げ止まっている様子です。国内、OSE金標準先物4月限は11568円(23:58)まで夜間立ち合いで安値をつけ、その後は下げも一巡。今朝の日中立会い寄付きは11644円(8:45)でスタートして、ドル円も1ドル154.80円台から155.40円台に円安ドル高が進み、11684円(11:14)まで反発してきています。米長期金利は低下しており、今回の「金」の下げは投機筋のポジション整理による部分が大きいとみられます。【OSE白金標準先物 日足】
NY白金7月限は前日比26.9ドル安の995.9ドル。原油や金など一連の資源価格の下げに連なった様子。ファンダメンタルズよりはテクニカル上の動きによる下げとみられます。国内外は取組増加傾向にあるため売り一巡後の動きは大きくなるか・・・?
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