2014年8月30日土曜日

9/23は「コモフェス2014」

こんにちは。
本日はセミナーご参加いただきありがとうございました。

今回、最近の相場展開からご関心が薄れているのか、ご参加される方が少なかったですが、講演の内容はとても勉強になる内容でした。弊社セミナーでは初めての講師となる近藤雅世先生でしたが、ファンダメンタルズ分析をする上では欠かせない情報をお持ちいただきお話をいただきました。セミナー資料も貴重なデータが満載となっており、これからのお取引には必ずや役立つことと存じます。

さて、来月の東京開催のセミナーはお休みとなり、弊社は協賛企業として9月23日秋分の日に開催される『コモディティー・フェスティバル2014(コモフェス2014)』にブースを出展いたします。ぜひ、足をお運びください。

↓↓↓ お申し込みは公式サイトから ↓↓↓

http://cfes.jp/


【8/29発表 CFTC建玉明細 ~8/26現在~ 】

           ロング     ショート     ネット
CME円先物    19,512   122,403    -102,891
NY金       172,022    58,853   113,169 
NY銀          55,545     33,021     22,524
NY白金       48,593    8,021      40,572
NYパラジウム   32,017       3,835   28,182
NY原油      424,250    106,523    317,727
CBOTコーン   451,689    384,380    67,309
CBOT大豆    190,434   200,146     -9,712


2014年8月29日金曜日

9月相場に向けて

https://www.okachi.jp/seminar/detail20140830.php

セミナーは明日!まだ間に合いますよ!
 
おはようございます。
朝はガスっています。週末日曜日からは晴れ間がのぞいてくるようです。
 
NY株式は4日ぶりの反落。米4-6GDPの改定値が想定の範囲を超える上方修正となりましたが、ウクライナ問題でロシア軍の侵攻からリスク回避の動きが出た模様。
 
ドル円ではややリスク回避の円高の動きですが、ECBの追加金融緩和期待など金融政策の方向感の違いから下値は限られています。米10年物国債利回りは2.34に低下。
 
本日で8月の営業日を終えますが、一ヶ月振り返ると、NY金は1300ドルを挟んで上下50ドル、東京金に至っては4300円を挟み、月初安値4241~4342円の上下101円。高安値はいずれも夜間立会いでつけており、日中のボラティリティは周知の通り。
 
週明けは月曜日はレーバーデーとなりますが、来週末にかけECB理事会や、米雇用統計などのビッグイベントが控えています。
相場は持ち合いが長引けば長引くほど、その後の値動きは大きく動くことが考えられます。今は休んでいてもビッグウェーブを逃さぬよう、しっかりと動きを見定めていきたいところです。
 
【NY金 週足】
 【東京金 週足】

2014年8月28日木曜日

債券利回り低下

おはようございます。
関東地方は今週いっぱい雨脚模様。

国債利回りが軒並み低下。来週4日ECB理事会における追加金融緩和期待で、欧州債券が買われ利回りが低下。これが米国にも影響を及ぼし、米国債に割安感が生まれ、米国債も買われることにより利回りが低下しています。米10年物国債利回りは2.36%。

昨晩は大きな材料もなく、NY株式はマチマチの展開。NYダウは17122.01(+15.31)ドル。

【NY金 日足】
【東京金 日足】
金はきっかけが掴めないままの膠着状態です。ただここにきて、債券利回りが低下していることは下支えの要因。このようにボラティリティの低い状態では投機マネーも入ってきにくいようです。



https://www.okachi.jp/seminar/detail20140830.php

セミナー参加もお待ちしています!

2014年8月27日水曜日

NY株式 最高値

おはようございます。
まるで、梅雨の時期に舞い戻ったかのような天候。今朝は極端に肌寒くなっています。

好調な米経済指標、来週4日ECB理事会での追加金融緩和期待感から、米欧の株式は堅調な動きとなり、NYダウは終値17106.70ドル(+29.83ドル)で一時、17153.80ドルと7/17の高値を超え過去最高値を更新、ナスダック総合指数、S&P500も前日に続き過去最高値を更新しました。

ドル円は日本時間に103円台へと下落していましたが、NY時間には再び104円台を回復。米10年物国債利回りは2.39%。

【日経平均株価 日足】

【NY金 日足】
【東京金 日足】
 株価は高値警戒感が薄れ、高値更新をしているなか、ドル高によりNY金は頭の重い展開。しかし、来週ECB理事会でのQE期待もあり下げも限定的。東京金はもちろん円安で下支えられています。
フロアポジションはこの値動きで変化はなく、ほぼスクエア。為替主導によるブレが出てきてくれないことには膠着状態が続いてしまいます。


2014年8月26日火曜日

ドル円は?

おはようございます。
まるで梅雨のような天気が続いています。

先週のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演は内容としては今までどおりのイエレン議長の発言でしたが、市場は早期利上げの可能性が出てきたとドル買いに動いています。ドル・円・ユーロの金融政策の方向感の違いが鮮明となり、ドル買いを後押ししています。

【ドル円(日銀発表) 週足 】

米10年国債利回りは2.39%。ドル金利が大きく上昇してきているわけではありませんが、ECBの追加金融緩和や日本のGPIFの外国株への投資拡大によるドル需要の拡大の憶測も円安材料となっているようです。

【東京金 週足】
【東京白金 週足】
「金」に比べ「白金」はユーロ安の影響もありそうです。



2014年8月22日金曜日

ジャクソンホール

おはようございます。
今朝はやや涼しめです。高校野球もいよいよベスト8が出揃いました。

NY株式は今週に入り4日連続の上昇。NYダウは60.36高の17039.49ドルで17000ドル台を回復。S&P500種は史上最高値を更新です。相次いで米経済指標が予想を上回る内容だったことが好感されました。
ドル円は小動き。本日のイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演内容を見極めようと見方が強く上下は限定されました。米10年物国債利回りは2.40%。

「金」は早期利上げ観測から軟調な地合い。
【NY金 日足】
【東京金 日足】

今回注目されているジャクソンホールのシンポジウムが注目されだしたのは2007年以降からだそうです。つまり『リーマンショック』による世界的金融危機が起きてからということになります。2007年以来、今年で8回目を迎えますが過去7年はこのジャクソンホールのシンポジウムで何らかの新しい政策が打ち出されるなどして株価の上昇に繋がっています。『リーマンショック』以降の株価上昇は金融緩和策による“じゃぶじゃぶ”マネーに依存していたため、市場関係者は世界中の中央銀行関係者が集まるこのシンポジウムでの内容を固唾を呑んで注目するようになりました。
さて、今年はまず米国が先頭をきってその金融緩和策を縮小し始めた一年目です。今回のシンポジウムの内容が歴史の1ページとして注目されることになります。


2014年8月21日木曜日

FRB 舵取りの難しさ

おはようございます。
残暑厳しい朝。夏休みの終わりが近づいてきています。

米FOMC議事録の公表で「判断は今後の経済情勢次第」としながらも、予想以上の景気回復が確認されれば事実上のゼロ金利解除は前倒しできるとの見方が大半を占めていることが明らかになりました。雇用情勢については大半、「最近の改善は予想以上」との評価で、市場は『早期利上げの可能性が高まった』との見方からドル高が進み、4月以来の1ドル103.85円まで進んでいます。
NY株式は3日続伸で、NYダウは+59.54ドルの16979.13ドル。一目均衡表の雲の中から頭が出てきています。
【ドル円(日銀発表) 日足】


NY金はドル高により、軟調な動きとなり⑫月限で1295.2ドルで終了。時間外で更に下げており現在1290ドルを下回っています。
【NY金 日足】
【東京金 日足】

明日晩にイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演が控えています。早期利上げの期待もあるようですが、市場は以外にも冷静のように思われます。実際、早期利上げ観測がでた昨晩でも米10年国債利回りは2.43%にとどまっています。早期利上げ論を時折織り込むことで市場への過剰な投機の動きを抑えることができているのは事実。
元FRB議長のグリーンスパン氏は利上げの難しさを『60階のビルから飛び降りて無事着地するようなもの』と表現しているようです。
異例のない大規模な金融緩和策からの出口戦略はたいへん難しいもので、今後の金融政策についても当然慎重に慎重を期していくことが考えられます。株価が暴騰していくような環境は考えにくく、FRBは常に市場に警笛を鳴らしながら巡航していくことになるのではないでしょうか。



2014年8月20日水曜日

NY株 2日続伸

おはようございます。
昨日から厳しい残暑が続いています。

NY株式が2日続伸。昨日に引き続きNYダウは80.85ドル高の16919.59ドルまで上昇。7/17から8/7にかけての下げ幅817.8ドルの7割以上を戻したことになります。MACDは先週中にゴールデンクロスして上昇中。一目均衡表の雲を下回ってたところから反発して雲に入り、昨日の終わりまで突き抜け直前の雲の上限に達してきました。
先週末の鉱工業生産の好数字に続いて昨晩の住宅着工件数が前月比+15.7%と大幅に増加して株価を押し上げてきました。好転してきた経済指標を支えに今週末のイエレンFRB議長のジャクソンホールの講演に注目が集まります。

「金」は株価上昇を尻目に小幅下落し、先月からの1300ドルを挟んだ持ち合い。米消費者物価指数も前月比0.1%の上昇でインフレへの警戒感は無く軟調な動きです。「東京金」も4300円を挟みウロチョロしています。

【NY金 日足】
 【東京金 日足】

2014年8月18日月曜日

今週の予定

18日(月)
中国新築住宅価格(7月)
米NAHB住宅価格(8月)

19日(火)
英消費者物価・生産者物価(7月)
米消費者物価・住宅着工・建設許可(7月)

20日(水)
日本貿易収支(7月)
英中銀議事録
米FOMC議事録

21日(木)
中国HSBC製造業PMI速報(8月)
ドイツ・ユーロ圏製造業PMI速報(8月)
米中古住宅販売・景気先行指数(7月)
米新規失業保険申請件数(16日までの週)
カンザスシティー連銀、ジャクソンホールで年次シンポジウム主催

22日(金)
FRB議長・ECB総裁、ジャクソンホールで講演

2014年8月12日火曜日

天候相場は折り返し地点へ

おはようございます。
台風は過ぎ去りましたが、まだ風が強く空もどんよりしています。

NY株価は2日続伸。ウクライナ情勢の落ち着きを見てリスク選好の動き。国際商品市況はあまり活発な動きは見られません。
また、本日は米農務省の需給報告があります。今回注目すべき点は、前月、上方修正されなかったとうもろこしのイールド(単収)が今月引き上げられるかどうか?市場は平均170.0busが予想されていますが、果たして?また前月下方修正された生産高は再び上方修正されるか?ほぼクライマックスの受粉期を終え、とうもろこしの天候相場は折り返しに入ります。

【シカゴとうもろこし 日足】
 【東京とうもろこし 日足】


【8/11発表 USDAクロッププログレス】

トウモロコシ(8/10現在)    今週発表(前週比)   前年同期    過去5年平均
シルキング率           96%( +6ポイント )      93%       95%
ドウ率             54%( +18ポイント )    30%       46% 
デント率            11%( ------- )     16%        5% 
作柄「優」「良」        73%( 変わらず )    64%       

大豆(8/10現在)      今週発表(前週比)    前年同期    過去5年平均
開花率            92%( +7ポイント )      87%        91% 
着さや率           72%( +15ポイント )    55%        65% 
作柄「優」「良」        70%( -1ポイント )     64%   

【 8/12発表 USDA需給報告 市場予想 】

◎米国2014/15生産高予想(単位:100万ブッシェル)

            予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      14,239(14,018~14,446)   13,860 
大豆        3,823(3,595~3,951)     3,800       

◎米国2014/15期末在庫(単位:100万ブッシェル)
             
                      予想平均(レンジ)   前月発表 
コーン         2,003(1,777~2,275)    1,801  
大豆          409(208~480)       415 

2014年8月11日月曜日

お盆ウィーク

おはようございます。
今日から盆休みを取られている方、企業も多いと思います。市場ではその分ボラティリィが高まりやすくなりますので要注意。

NY株式はウクライナ情勢の緊張緩和で反発し、185.66ドル高の16553.93ドル。米10年物国債利回りもやや上昇して2.42%。

【日経平均株価 日足】
先週急落した株価。GPIFの株式運用上限撤廃の話が出ていますが、この盆休みウィークに切り返せるか・・・?

【東京金 日足】
 4,300円台を維持していけるかで買い方の勢いが変わります。また持ち合いの様相。


【8/8発表 CFTC建玉明細 ~8/5現在~ 】

           ロング     ショート     ネット
CME円先物      9,896   105,295     -95,399
NY金       176,386    54,923   121,463 
NY銀          54,165     19,802     34,363
NY白金       51,745    5,252      46,493
NYパラジウム   31,787       7,980   23,807
NY原油      450,544    103,340    347,204
CBOTコーン   458,411    381,306    77,105
CBOT大豆    187,378   193,782     -6,404

全体的にポジションは値動きどおり。ボラも低かったため大きな変化はありません。

2014年8月8日金曜日

お盆の「金」

おはようございます。
来週からお盆休みに入る会社も多いようですが、今朝から通勤される方が少なかったように感じました。もちろん、私たちの市場にはお盆休みはありません。

ウクライナ情勢の悪化懸念は引き続き株式市場を圧迫しています。欧州中央銀行(ECB)理事会では金利据え置き。ドラギ総裁は、ウクライナなどでの紛争が景気回復を損ねるリスクが増しているとの認識を示しています。NYダウは75.07ドル安の16368.27ドル。一目均衡表の雲を下抜け3営業日が経過。直近高値からは16営業日経過しています。ベクトルは依然下向き。

「金」は株式の動きに相反して上昇。レンジ内の動きではありますが、目先戻りの展開。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
「NY金」は雲の上に再び浮上。「東京金」は4300円が基準線となっており、4300円台乗せで買い方ペースに戻ります。昨年は8/8からお盆を経過し9月まで上昇しました。今年のお盆はどういった動きを見せてくれるでしょうか。市況が閑散となる分、ボラティリティが上がります。


2014年8月7日木曜日

ウクライナ情勢 緊張

おはようございます。
ゆっくりと進んでいる台風は週末日本列島をかすめてくるそうです。それにしても関東地方はここのところ降雨が見られません。


前日からロシア軍のウクライナ侵攻リスクが高まってきており、投機資金に安全逃避の動きがみられます。債券市場は上昇し、米長・短期金利は低下し、10年物国債利回りは2.43%に低下。
また、欧州では独6月製造業受注が2011年9月以来の大幅低下。伊GDPも予想外に減速し、欧州経済の景気後退懸念が高まってきています。

【NY金 日足】
 【東京金 日足】
材料はどうであれ、持ち合い下限で反発。今だ上抜けた訳ではありませんが、今日の陽線立ち上がりは上抜けの期待が強まります。

【シカゴとうもろこし 日足】
【東京とうもろこし 日足】
 ウクライナからの供給懸念でとうもろこし相場にも影響が出てきています。5月からの約3ヶ月間で国内外ファンドの売り込みがかなり溜まっている銘柄です。大きな反発に期待。

2014年8月6日水曜日

NYダウ 雲下抜け

おはようございます。
猛暑日が続いています。汗がだらだら、相場もダラダラ。

ウクライナ情勢の緊迫化からリスクオフの展開に。米ISM非製造業景況指数が58.7と高水準になりましたが、株価は反応せず予想を下回る決算報告やテクニカル上の悪化もあり下落。NYダウは-139.81ドルの16429.47ドルで終了。日足チャートでは一目均衡表の雲を下抜け、直近安値を更新。米債券相場は買われ米長期金利は2.48%。
露プーチン大統領は米国と欧州連合(EU)の制裁への対応を準備するよう政府に命じ、ウクライナ国境付近の兵力増強をはかっているとの情報も出てきています。

「金」はウクライナ情勢から下支えられていますが、反発もやや限定的。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
リスクオフの流れに巻き込まれるとの見方、安全資産への逃避が進むとの見方、両極端の思惑が入り乱れています。


本日の予定

<国内>
11:00 車名別新車販売(7月)
14:00 景気動向指数(6月)
<海外>
07:45 NZ・失業率(4-6月)
15:00 独 製造業受注(6月)★
16:15 スイス・消費者物価指数(7月)
16:30 亜・タイ中央銀行が政策金利発表
17:30 英・鉱工業生産(6月)
17:30 英・製造業生産(6月)
18:00 イタリア 4-6月GDP(速報値)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数★
21:30 加・貿易収支(6月)
21:30 米・貿易収支(6月)★★
22:30 ブ・自動車販売台数(7月)

2014年8月5日火曜日

材料難

おはようございます。
台風の影響で関東地方は暑さのなか強風に見舞われています。四国のほうでは大雨の影響で土砂が崩れているようです。

NYダウは4日続落後の反発。75.91ドル高の16569.28ドルで終了。米雇用統計発表後、決め手となる材料がない中、テクニカル的な動きと思われます。日足では一時、一目均衡表の雲を下抜けた局面もありますが、終値ではかろうじて切り返しほぼ先行スパン2(52日)上で推移。

金も持ち合いの動き。
フロアポジションはほぼ売り買いイーブン。きっかけ待ちとなっています。


【8/4発表 USDAクロッププログレス】

トウモロコシ(8/3現在)    今週発表(前週比)   前年同期    過去5年平均
シルキング率           90%( +12ポイント )    84%       88%
ドウ率             36%( +19ポイント )    17%       29% 
作柄「優」「良」        73%( -2ポイント )     64% 

大豆(8/8現在)      今週発表(前週比)    前年同期    過去5年平均
開花率            85%( +9ポイント )      77%        83% 
着さや率           57%( +19ポイント )    36%        48% 
作柄「優」「良」        71%( 変わらず )     64%   

2014年8月4日月曜日

雇用統計でも・・・

おはようございます。
夏真っ盛り。週末は各地花火大会も多く催されました。

米雇用統計では失業率6.2%、非農業部門雇用者数は20万9,000人の増加。内容としては事前予想を下回る内容でドル円は失速。株価も下げてはいましたが、20万人以上の増加で一応雇用拡大は続いているとの見方、また米ISM製造業景気指数は2011年4月以来の高水準となり下げは限定されました。NYダウは69.93ドル安の16493.37ドル。米長期金利10年国債利回りは2.49%に低下。

「NY金」は雇用統計の発表を受けて上伸。しかし、こちらも限定的な動きとなり1,300ドル手前で失速。終値は中心限月12月限で1294.8ドル。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
「東京金」もここ2週間のレンジ内の動きです。


【8/1発表 CFTC建玉明細 ~7/29現在~ 】

           ロング     ショート     ネット
CME円先物      7,828    80,897     -73,069
NY金       188,980    49,827   146,146 
NY銀          59,030     14,918     47,525
NY白金       53,827    6,234      47,593
NYパラジウム   32,666       6,593   26,073
NY原油      470,115    105,376    364,739
CBOTコーン   436,737    370,957    65,780
CBOT大豆    184,670   188,425     -3,755

「金」の買い越しは若干減少。「ドル円」はショートが膨らんでいます。「コーン」は買い越しが12週連続の減少。ロング、ショートが共に増加しています。潜在的なマグマはだいぶ溜まっています。

2014年8月1日金曜日

「東京金」押し目急所になるか・・

おはようございます。
今日から、8月です。月初早々に動きがありました。

今晩の米雇用統計の発表が控えるなか、昨日米シカゴ購買部教会景気指数は52.6と予想の63.0を大幅に下回りました。企業決算の悪化報告もありNYダウは急落。316.99ドル安の16563.37ドル。ナスダック、S&P500も2%の下落幅になっています。
ドル円は雇用統計待ちムードもあり、それほど動きはなく102.80円台でおさまっています。米10年国債利回りは一時は2.61%まで上昇し、終了時は若干上昇の2.56%。

【日経平均株価 日足】
【NY金 日足】
【東京金 日足】

日経平均株価はきれいにトレンドが出てきています。NY株とは違い、こちらは高値警戒感はそれほど高くないように思われます。転換線・基準線上の動きではありましたが、さすがに今日は調整を強いられると思われます。
NY金は先行スパン2(52日)も下回りました。MACDも下を向きヒストグラムが拡大してきましたのでチャート上では下値探りの流れに。
一方の東京金は、昨日からのドル高により、一目均衡表の雲の上を維持。MACDもゴールデンクロス目前となっていますので、押し目急所になる可能性はあります。NY金とドル円のバランス次第となり、今晩が反発となれば理想的ですが、続落となると目先安値推移する可能性もありますので、やはり今晩の動きは重要なポイントとなりそうです。

6月、7月の雇用統計発表時は、発表前、発表直後は下ブレした局面はありましたが、その後数日は高値追いの展開でした。昨晩の下げは株価下落に引張られた部分も多く、今晩の雇用統計後の反発に期待をしています。