米国の行動を巡り、様々な憶測が飛び交います。米政権は新政権が立つと敵国を作り上げるのか、前の共和党政権がイラク戦争を引き起こした事例と重ねて、トランプ政権も・・・と論評する記事を良く目にします。今回北朝鮮がその対象になってきていますが、これは共和党政権だからということはないそうです。ベトナム戦争やソマリア介入など民主党政権下でもおこなわれています。裏で軍需産業と・・・なんて話になるとオカルト的になってしまうので何とも言えませんが、とりあえずは今目の前にある緊迫した情勢を注目していくしかありません。
また、トランプ大統領が「ドルは強過ぎる」とドル高を牽制してきました。来週18日から始まる日米経済対話で日本側から少しでも譲歩を引き出すのが狙いと思われます。トランプ大統領への批評は様々ですが、一国の首領としてやはり「アメリカ・ファースト」を掲げているだけあり、行動ひとつひとつ全てに意味があり計算されてのことと考える必要があります。
米株式は地政学リスクの警戒から続落し、NYダウは前日比59.44ドル安の20591.86ドル。ドル円はドル高牽制発言から108円台へ下落。200日単純移動平均線が108.70円付近にあり抵抗となるか下抜けるか微妙なところ。米長期金利は低下が続き、米10年国債利回りは2.24%で昨年11月以来水準で年初来の最低値。
【NY金 日足】
「安全資産」の価値が見直されています。地政学リスクの高まりが続き高値を更新。SPDR金ETF残高は前日比変わらず。取組高は4/11現在456,131枚まで増加してきています。地政学リスクでどこまで伸びるか・・・。永久に上昇するわけではないので反落にも注意しながら・・・。予想レンジは1,300~1,270ドル。
【東京金 日足】
昨日指摘した雲を抜け出す動き。4500円に指値が並んでいますが、大台変わりでは当然のことで大勢に影響はないと考えます。4,500円抜けにトライすると考えます。予想レンジは4,510~4,470円。
【東京白金 日足】
ドル安の動きとなり、ドル/ランドのランド安が反発しています。ただ「金」と異なり地政学リスクで買われる可能性は低いと考えます。まだ売り方針継続中。予想レンジ3,430~3,360円。
【東京ドバイ原油 日足】
米エネルギー情報局(EIA)発表の米週間原油在庫は前週比220万バレル減の5億3340万バレル。OPECの減産遵守が確認され、OPECの3月産油量は3192万8000バレル。減産合意の生産上限3250万バレルを1月から3月守られている形となっています。ただ株価が軟調に推移していることからもやや頭が重くなってきているようです。目先調整か・・・。予想レンジは38,500~36,800円。
【東京ゴム 日足】
時間足で昨日朝の窓を埋める動きか、227.2円までの窓埋め調整の可能性。戻り売り方針は変わらず。
【東京とうもろこし 日足】
ドル安の動きでシカゴは堅調で再び370セントトライへ。国内では円高圧力がありますが、ぼちぼち天候相場を意識してもいいかもしれません。
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