おはようございます。
昨日発表された米2022年10-12月期GDP速報値は市場予想を上回る+2.9%と2四半期連続のプラス成長が示されました。米株式は景気減速懸念が後退し上昇、米長期金利も上昇しましたが中盤以降はFOMCでの積極的な利上げ姿勢に対する警戒感も強まりました。NYダウは前日比205.57ドル高の33949.41ドル、ナスダックは前日比199.056ポイント高の11512.413、S&P500は前日比44.21ポイント高の4060.43。
【金標準先物 週足】
NY金2月限は前日比12.6ドル安の1930.0ドルと6営業日ぶりに反落。利上げペース減速の見通しで買い進まれてきていましたが、昨晩の米GDP速報値で景気の底堅さが確認され再び利上げ長期化の観測も浮上し利益確定売りに圧されています。国内OSE金標準先物12月限は今朝は前日比47円安の8034円で寄付き8043円まで小幅に買われたものの勢い続かず再び下値をうかがう流れ。今週は8000円を超えてきたことで週足ではMACDがゴールデンクロスする兆し。中長期での右肩上がりの展開が予想されますが、8000円を超えてからの追随買いの勢いは弱く高値警戒感も強い様子。押し目が欲しいところですが、下値も売り方の買い戻しが待ち受けているとみられ、どこまで押すか?基調は買い方ペース故、深押しはなく8000円割れは拾い場と考えます。【白金標準先物 週足】
NY白金4月限は前日比23.1ドル安の1023.0ドル。年明けに戻り高値を付けて以降、週間足では陰線が続いています。200週線は右肩上がりのため中長期は買い姿勢でみるべきとみますが、白金は金とは対照的にMACDがデッドクロスし4105円(12/23)を下回るとダブルトップを形成することとなります。今朝の日経記事でも中国EV向けのレアメタルの需要減速が伝えられています。中国でのEV車購入の補助金が22年末で終了し、価格競争で低価格化の流れから自動車メーカーの採算が悪化しているとのこと。今日で明ける「春節」連休後、コロナ感染拡大などで市場心理が圧迫されると一時的に下げが加速する可能性もあるか?
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