はやい切り返し

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おはようございます。

トランプ氏就任まで残り2日。為替政策への思惑などが行き来してきています。実際はフタを開けてみないことにはわかりませんが、トランプ氏が大統領選で勝利した後の投機筋の動きから言えば巻き戻している動き。就任式は期待が高まるのか、それとも不安か？

米株式は原油安や利益確定の動きから続落。大統領選挙に向けてポジション調整がされています。NYダウは前日比22.05ドル安の19804.72ドル。ドル円は朝方113円台から114円台後半にドル高円安へ。FRB議長のイエレン氏はカリフォルニア州での講演で近い時期での追加利上げの可能性を示唆。これが要因となっています。米長期金利はイエレン氏の発言から債券売りが加速。米10年国債利回りは2.44％。


【NY金　日足】

 前日の高値は取れず、ドル高の動きから勢い失速。東京時間では1200ドルを割り込んできました。所詮ドルの動き次第となりますが、ドル高が続くと今年に入ってから増加した取組高が重しになります。株式や為替市場でも投機筋のポジション調整が進んでおり、大統領就任式で方向性を確認して用意ドンとなります。ドル高けん制の発言が出だしているとは言え、就任当初からドルや株式が売られるとは思いませんが・・・。予想レンジは1232～1184ドル。


【東京金　日足】

ドル円とドル建ての綱引きで価格が均衡。今週はあまり取組高の変化はないと言うよりは玉が動いていないといった印象。ドル高＝NY金安、ドル安＝NY金高の構図は変わらないため東京市場の予測は簡単なようでたいへん複雑で難しくなります。為替の動き以外の材料が必要になりますが・・・。となると今はチャートに頼るほか無し。やはり国内はまだ三角持ち合いのなか。予想レンジは、4438～4360円変わらず。


【東京白金　日足】

 10月末安値から先週の高値まで12週。結論からするとこのままいくと今週、週足の雲は抜けずとなります。東京日足での新値足陰転は3524円。昨年末はギリギリ踏ん張り押目となりましたが、今回は陰転する可能性が強いと考えています。予想レンジは3560～3420円。


【東京ドバイ原油　日足】

米石油協会（API）発表の原油在庫は前週比504万2000バレル減の4億7922万5000バレル。シェールオイルの増産観測がポジション調整を誘いドル高下での下落。NYも東京も同じようなチャートとなっており中心線を下回り緩やかな下降トレンド。ポジション調整余地はまだあるのでは？予想レンジは39500～37200円。


【東京ゴム　日足】

 取組高は22000円割れ。上海の出方を見るしかありませんが、新規の手は少なくなっています。



【東京とうもろこし　日足】

本格的な動きはなし。ドル高でややしっかりといったところ。次期政権のバイオ燃料政策は果たして・・・？



【1/19】

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