トランプ就任後はドル高？

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おはようございます。
本日大寒。一年で最も寒い日です。

いよいよ本日、トランプ氏が第45代米国大統領に就任します。支持率の低さや就任式と同時にでも行動が起きるなど異例の前途多難なスタートになりますが、発言の影響力が強いために今晩の宣誓で何を訴えるのか注目です。式典は日本時間25:30から。宣誓は26:00からの予定。

米株式は5日続落。新政権の動向を見極めたいとする動きで様子見。NYダウは前日比72.32ドル安の19732.40ドル。ドル円はややドル高の動きで115円台。米長期金利は上昇。米10年国債利回りは2.48％まで戻ってきています。


【NY金　日足】

1200ドルを割り込み、終値も一目均衡表の雲の下へ下降。イエレンFRB議長の追加利上げへの前向きな発言、長期金利上昇で上昇が鈍化。トランプ政権への不透明感も今年に入り金買いを誘ってきていますが、大勢はやはり為替ドルの動向が極めて重要。取組高は46万枚台まで増加してきています。個人的には就任宣誓からドル高金安を想定しています。予想レンジは1229～1172ドル。


【東京金　日足】

東京市場はNYと異なり上昇の気配。就任式から為替がどう動いてくるか次第となります。ただ先週から外国商品先物取引業者経由の買いの増加は見られず。「もうはまだなり」なのか・・・。予想レンジは4476～4350円。


【東京白金　日足】

 中国の習近平氏がダボス会議で「保護貿易主義」を強く批判。暗に米国トランプ氏を批判しています。今後、米国と中国の貿あいだで貿易摩擦が繰り返される可能性があり、「白金」も影響が小さくないと思われます。今年の上昇は半値押しの調整となっていますが、ここからもう一段下がると下降に転じる瀬戸際。今晩の動きを見極めていきたいところです。予想レンジは3580～3430円。


【東京ドバイ原油　日足】

 米エネルギー情報局（EIA）発表の原油在庫は前週比230万バレル増加の4億8550万バレル。国際エネルギー機関（IEA）の月報で1月の産油量は減産効果が見れる見通しを示し反発。
チャートは緩やかな下降トレンドのなかです。予想レンジは39500～37200円変わらず。


【東京ゴム　日足】

昨日は嵐の前の静けさで1万枚に満たない出来高。昨晩の上海ゴムでは日中から大幅に下げており2.2％の下げで国内で言えば7円弱の下げになります。トランプ氏の対中国発言でリスクは高く、意外と今日の就任式の影響が強くなるのは、東京市場ではこの「ゴム」かもしれません。


【東京とうもろこし　日足】

 昨日、直近高値更新。チャートに素直についていきます。あとは今晩の新政権の動向。


【1/20】

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