金 日経平均連日の高値更新41889円16銭

 昨晩はFRBパウエル議長の議会証言が注目されています。「インフレが持続的に2％に向かうという確信をさらに高めるまで利下げは適切ではない」との発言を市場はややタカ派と捉えドル円相場は円売りドル買いが優勢の展開。それでも米株式市場は小幅な値動きにとどまりました。NYダウが前日比52.82ドル安の39291.97ドル、ナスダックは前日比25.553ﾎﾟｲﾝﾄ高の18429.291と史上最高値を更新する6営業日連続高。S＆P500も前日比4.13ﾎﾟｲﾝﾄ高の5576.98で6営業日続伸です。
明日晩に米6月消費者物価指数（CPI）の発表を控えています。今晩はその前夜となりますが中央銀行が重要視するコアCPIは前月比で+0.2％、前年比で+3.4％の市場予想。予想を下回るインフレ率となれば年内利下げの観測が高まります。

 【OSE金標準先物　日足】

本日10日のOSE金標準先物6月限は前日比57円高の12322円で終了。日中取引中12344円（14:35）までの上伸場面もありましたが、引けにかけては12322円まで落ち込み終値ベースでの史上最高値12338円までには届かずで本日の取引を終了しています。日中午前には中国でCPIが発表されましたが低下傾向にあります。中国の景気減速感には警戒が必要ですが、特にドル建て金価格にとっては通貨安が追い風。中国人民元、ドル円、ユーロなど通貨が安い国での金の需要が強いようです。高値トライの展開、13000円を目指すか？

【OSE白金標準先物　日足】

OSE白金標準先物6月限は前日比103円安の5130円で10日の取引を終了。中国の景気減速懸念が』重しとなったようですが往って来いの展開か？

 

 

 

 

 

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