金 ドル円161.90円台に

2日の米株式はナスダックが2日連続で史上最高値を更新。ポルトガルで開かれたECB主催の会合で米パウエルFRB議長が 「インフレ鈍化の道に戻っている」と発言したことがハト派として受け止められ市場に安心感を与えました。ただ一方で米労働省が発表した5月米雇用動態調査（JOLTS）では非農業部門の求人件数が市場予想を上回り、雇用情勢の底堅さが意識され一部では金融引き締めの長期化観測が高まり株価の上値を抑える要因となっています。NYダウは前日比162.33ドル高の39331.85ドル、ナスダックは前日比149.464ﾎﾟｲﾝﾄ高の18028.763、ナスダックは前日比33.92ﾎﾟｲﾝﾄ高の5509.01。
ドル円は夕方に入り161.80円台で推移。日銀が介入に対して二の足を踏んでいるとみた投機筋が欧州時間に入ると円売りに加勢している様子。

【OSE金標準先物　日足】

3日のOSE金標準先物6月限は前日比35円高の12175円で取引を終えました。朝の日中取引寄付きは12128円でのスタートでしたが円売りドル買いが進み1ドル161.40円台から161.70円台までドルが上昇、円が売られました。午後になると加えてドル建て価格が上げ、上昇スピードを上げて終了。日中立ち合い後に流れが続き、18:34現在では本日終値から39円高の12214円で推移しています。円安の下支えをベースにドル建て価格が反転し出してきている動きから国内最高値12283円（5/20）超えをうかがう展開になると予想しています。

【OSE白金標準先物　日足】

本日のOSE白金標準先物6月限は前日比75円高の5180円で4営業日ぶりの反発。円安の下支えから上値が抑えられながらでも堅調に下値を切り上げてきました。遅行線が実線の下を這って推移しており実線超えに期待。

 

 

 

 

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