おはようございます。
米株式は米利下げ観測が強まるなか出遅れ感のある銘柄が買われる展開からNYダウが続伸。NYダウは前日比299.90ドル高の39134.76ドル。一方、前日まで7営業日連続で最高値を更新してきたハイテク株中心のナスダックでは利益確定売りが先行し前日比140.645ポイント安の17721.587と8営業日ぶりの反落となっています。S&P500は前日比13.86ポイント安の5473.17。米失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数、米住宅着工件数など 市場予想を下回る悪化となっていることが米景気減速懸念を強め更に市場の利下げ期待を高めた結果となっています。ドル円相場は1ドル158円台後半を維持し、今朝には一時159.12円(9:59)まで円安に振れています。米財務省が外国為替報告書で日本を「監視リスト」に追加したことが伝えられ、政府日銀の円買い介入の可能性が低くなっていると捉えられています。
【NY金8月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金は米市場休日を挟み前日比22.1ドル高の2369.0ドルと2営業日続伸。米利下げ観測の高まりとイスラエル軍のガザ地区進軍による地政学リスクが意識されたとみられます。国内相場も12000円台を回復し金標準先物4月限の今朝の日中取引寄付きは前日比140円高の12071円となっています。一目均衡表では遅行線が実線に沿って上昇。翌営業日のピークに向けた値動きとなっておりMACDはゴールデンクロスとチャートは好転してきています。新値足では6/14の上昇で陽転し本日5本目。12280~12140円の価格帯を捉えることができるか、ここは目先のポイントか…?【NY白金7月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金7月限は前日比7.1ドル高の984.3ドルで4営業日続伸。売り一巡後からの反転の動きを見せており、国内OSE白金標準先物4月限は3日続伸後からの本日は横ばいの値動きとなっており前日比6円安の5023円近辺での値動きとやや伸び悩みの展開です。ドル円相場が下支えになっており5000円台を回復。6/19に新値足が陽転し本日プラス圏で終われば3本目。半値戻りの5130円付近をトライする展開か?
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