金 クリスマス前で小動き 日銀待ち

 おはようございます。

米株式は連騰。ＮYダウが前日比0.86ドル高の37306.02ドル、ナスダックは前日比91.275ﾎﾟｲﾝﾄ高の14905.194で共に8連騰。S＆P500は前日比21.37ﾎﾟｲﾝﾄ高の4740.56で2日続伸。米利下げ観測が強まり株式市場には楽観ムードが広がっていますが、それをけん制するように18日には米グールズビー・シカゴ連銀総裁が 「米経済のソフトランディングについて勝利宣言は時期尚早」と発言。先週の米ウィリアムズ・NY連銀総裁に続いて、ハト派寄りとなったFOMC後の米パウエルFRB議長の発言・姿勢によって強まった市場の利下げ観測を軌道修正しようとする発言が目立ちます。米10年国債利回りは3.9482％。本日は日銀金融政策決定会合が終了し金融政策が発表されます。現状維持が予想されてはいますが、次会合に向けて政策修正の可能性を示唆されれば「円高」、また逆に金融緩和政策を堅持する姿勢が示されれば「円安」へとどちらに方向感が出るか？

【金標準先物　日足】

NY金2月限は前日比4.8ドル高の2040.5ドルで小幅な値動き。利下げ観測が押し上げ要因となってきましたが、楽観論をけん制するFRB高官の発言からやや足踏み。国内は本日の日銀金融政策決定会合での結果を待つ姿勢で見極めムード。OSE金標準先物10月限は11:22現在前日比30円高の9282円で推移しています。ドル円は1ドル142.64円。

【白金標準先物　日足】

NY白金1月限は前日比1.7ドル高の954.3ドル。962.5ドルに200日移動平均線が位置しており、この3営業日上値の抵抗になっている様子。国内OSE白金標準先物10月限は前日比1円高の4306円（11:25）とこちらも4300円台で足踏み。ドル円の動きを見極めようと積極的な商いが手控えられている様子です。

 

 

 

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