2023年5月10日水曜日

米 景気冷え込みへの警戒感強まる

 米株式は続落。米債務上限問題を巡り与野党の対立が深刻化及び長期化への警戒が強まりリスク回避の動きが強まりました。先週にも米国の財政資金が6/1に枯渇する可能性を米イエレン財務長官が警告しており、市場での警戒感が強まってきています。

NYダウは前日比56.88ドル安の33561.81ドル、ナスダックは前日比77.364ポイント安の12179.553、S&P500は前日比18.95ポイント安の4119.17で3指数総じて小幅安。今晩発表の米4月消費者物価指数(CPI)を見極めようと手控えムード。ただXデーとして6/1が意識され米バイデン大統領(民主党)と米マッカーシー下院議長(共和党)の議論が注目されています。来年の大統領選挙に向けて共和党側では、米債務上限問題はバイデン大統領を責任追及する格好の材料となり得るため交渉は難航する可能性があります。

【金標準先物 日足】

<OSE投資部門別建玉内容 金>
昨日直近での終値ベースでの高値8765円(5/2)を上抜き、8772円(5/9)で終わったOSE金標準先物4月限は本日もNY金の上昇でさらに終値ベースでの高値を更新する見通しです。FOMCにおいて利上げの停止が示唆されましたが、年内利下げの可能性が否定されたことで景気への冷え込みが懸念されています。米国債のデフォルト(債務不履行)への警戒が呼び水となり金価格は上昇。4月高値8697円(4/14)から8503円(4/28)までの下げ幅が194円幅。調整後倍返しで切り返すと8891円となる計算。国内で上昇トレンドは継続しておりトレンドフォローを続ける海外筋が買いポジションを拡大させてきています。 


【白金標準先物 日足】

<OSE投資部門別建玉内容 白金>
NY白金7月限が前日比28.3ドル高の1116.0ドルと急反発。南ア電力公社エスコムの電力供給削減のステージがまた上がり出しています。また国内では終値ベースでの高値を更新する見込み。一般玉は売り越しポジションに転じており、変わって海外筋の買い越しポジションが拡大してきています。トレンドフォローで買い越しを強めてきています。

 

 

 

 

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